洋楽史上前人未到!デビューからアルバム3枚連続ミリオン・セールス達成の快挙を成し遂げた最強無敵のロック・プリンセス=アヴリル・ラヴィーン!120万を突破した大ヒットアルバム『ベスト・ダム・シング』から約4年振り通算4作目となる待望のアルバム遂に登場!本作は、これまで以上にアヴリルのヴォーカル・パフォーマンスが際立った聴き応え満点の作品。さらに、初めてアヴリル本人がプロデュースも手掛けた楽曲もあり、歌詞的にも音楽的にも、17歳でデビューし現在26歳になったアヴリルの成長ぶりが大いに楽しめる内容になっている。先行シングル「What The Hell/ワット・ザ・ヘル」は、めげない、負けない、気にしない、“必勝系”女子のための最強激ポジ・ソング!「ガールフレンド」をも凌ぐスーパー・キャッチーなポップ・ロック・アンセムに仕上がっている。
発売・販売元 提供資料(2011/01/24)
結・離婚を経て4年ぶりに発表された新作はアヴリル史上もっともパーソナルな内容で、本人が全曲で曲作りに関わっているだけあり、そこにはたっぷり私情が注ぎ込まれている。ロッキンにハジケているのは先行シングル"What The Hell"くらいなもの。あとはアコギをメインにしたストリップダウン演奏が中心だ。特に後半には別離や喪失、傷心などを赤裸々に綴った楽曲が並んでいる。しかもプロデュースを別れた旦那のデリック・ウィブリー(サム41)にやらせちゃうとは流石! 再出発をするうえでも生み落とさなければならなかったリセット作であり、ある意味開き直りでもあり。マックス・マーティンやブッチ・ウォーカーらによる職人芸が華を添えるなか、彼女らしいメロ運びの上手さが光っている。
bounce (C)村上ひさし
タワーレコード(vol.329(2011年2月25日発行号)掲載)