販売価格
¥ 404 (15%)オフ
販売中
在庫あり| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2011年01月25日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | ICA Classics |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | ICAC5007 |
| SKU | 4562240271078 |
構成数 : 1枚
【曲目】
チャイコフスキー:交響曲 第1番「冬の日の幻想」
ストラヴィンスキー:火の鳥(1945年版)
【演奏】
BBC交響楽団…1
フィルハーモニア管弦楽団…2
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
【録音】
2002年4月19日…1
1996年6月5日…2
ロンドン バービカン・ホール(デジタル・ステレオ)

※ショッピングカートおよび注文内容の確認画面にてフラゲのお届けになるかご確認ください。
※各種前払い決済をご利用の場合、フラゲは保証しておりません。
※フラゲは配送日時指定なしでご注文いただいた場合に限ります。
読み込み中にエラーが発生しました。
画面をリロードして、再読み込みしてください。

スヴェトラーノフの手にかかると、いつもは大人しいオケが俄然ロシア的に化ける。このことは、N響への客演でも証明済だ。
ここでも、手兵、ロシア国立響へのアプローチをそっくりイギリスのオケに強いるかのような、凄い演奏が展開される。すなわち、ゴリゴリの重低音、バリバリの管楽器、ゴロゴロ轟く打楽器、それにキレキレの弦楽器という具合だ。《冬の日の幻想》の終楽章の暴れっぷりは、ロシア国立響には一歩譲るかも知れないが、それでも凡百の演奏にはない暴れっぷりを見せるし、《火の鳥》での『魔の踊り』での凶暴さやお下劣ぶりも凄い。
一方、情緒連綿ぶりにも事欠かない。《冬の日》の第2楽章の耽美なる調べは、カンタービレの極致を行く。オーボエの鄙びた響きが寄せては返すさまは見事だ。
なお、音質は1996年と2002年の録音ならもっと上を求めたい。ホワイトノイズをかなり拾っているし、特に《火の鳥》の方など、前後左右の広がりに乏しく狭苦しく感じる。まるで1960-70年代の放送用録音のような音だ。
従って、名演には違いないが音質に不満ありということで、星4つが妥当だろう。