約1年振りとなる11枚目のアルバム。なんでこんなにポップに聴こえるのかはわからないけど(だってポップなバンドってわけでもないし・・)GRAPEVINE史上、最高傑作。(1)の始まりもそうだけど②のギター聴いただけでゾクゾクする。この1つ(12曲通して)のストーリー性は想像したら無限だし、果てしない。でもラストの「風の歌」で確信的に。特典DVDには今までないメンバーの素顔もかいま見えるドキュメンタリー映像を収録!!
タワーレコード(2011/01/18)
GRAPEVINEの通算11枚目となるフル・アルバム。全体的にはポップな雰囲気のアルバムだが、実験的な試みが反映されている楽曲も収録されており、進化し続けるバンドが発信するクオリティの高い音楽性は、コアファンはもちろん、ジャンルを問わない音楽ファンにも刺さる1枚。 (C)RS
JMD(2010/12/02)
ここ数作のプロデューサー=長田進とのコラボ・アルバムを経て約1年半ぶりに届いた新作は、燻し銀的な色気のあるバンド・サウンドで痺れさせながらも、総じて風通しの良さが印象に残る仕上がり。サイケやサザン・ロック調などでグラデーションを効かせた楽曲に従来以上の開放感とスケール感が注入されており、聴き手の昂揚感をジワジワと煽る。かと思えば、スリリングな緊張感も健在で……これが10年選手の貫禄か。
bounce (C)土田真弓
タワーレコード(vol.328(2010年12月25日発行号)掲載)