| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2010年12月20日 |
| 国内/輸入 | 輸入盤:国内流通仕様 |
| レーベル | Clinck Records |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | CRCD-3187 |
| SKU | 4582239471876 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:00:00

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ずっと以前、古い輸入盤を買っていたのだが、1回通して聴いただけで棚の奥に眠らせていた。国内盤AOR BEST SELECTION 1300 シリーズで廉価販売された時も、他のSELECTIONに目が泳いで、購入リストに入れずじまいだった。完全に自業自得というわけだ。
さて、本作は、良くも悪くも冒頭の「うつり気な炎」に牽引されている。1977年当時、ホール&オーツの弱R&B系の焼き直しな印象を抱いていたこともあって、綿菓子のような食感を甘く、いや、軽く見ていた。最近になって、思い出したように件の輸入盤を聴き直してみたら、こともあろうに小躍りするくらいにハマってしまった。
ひと言でいえば、”パ・マル”、”悪くない”アルバムだ。馴染みのタイトル曲も、半世紀近く経っているのに少しも色褪せていないし、脱力系ポップスのご機嫌なフローターは意外と仕掛けの多い構成力と展開力があって、万華鏡のように楽曲の表情が豊かなことに気づいてしまった。
後続の楽曲群もハイ・クオリティで、完成度の高さは平均点を超えている。気になる湿地など微塵もないどころか、聴いていて飽きのこない良質なコンテンポラリー・サウンドが詰め込まれている。久しぶりにいい再会を果たすことができた。
というわけで、性懲りもなく、40日経過後の強制キャンセル覚悟で2016年盤の発注にリベンジ・トライしてみようと思ったが、カートに入れたところで"注文不可"と、はじかれてしまった。良盤なのでそのうちに再発されるのだろうが、かといって後期高齢者になるまで待ってはいられない。