1955年デビュー。ロックンロールをレコーディングした初めての女性アーティストとしてロック史に大きな足跡を残すワンダ・ジャクソン。元々カントリー・シンガーだったという彼女。ロックやロカビリーに転向したきっかけが「エルヴィス・プレスリーに勧められた」からだったというのだから、その伝説度はハンパではない。その彼女がジャック・ホワイト(ホワイト・ストライプス他)とタッグを組んだのが、本作。ナッシュヴィルにあるジャック・ホワイトのスタジオでレコーディングされた本作でワンダのバックを務めるのは、ジャック・ホワイト、ジャック・ローレンス(ザ・デッド・ウェザー/ラカンターズ)、カール・ブローメル(マイ・モーニング・ジャケット)、パトリック・キーラー(ラカンターズ)、ジャクソン・スミス、更にカントリー界からアシュレー・モンロー、そしてスーパー・モデルのカレン・エルソンという豪華メンバー。もちろんプロデュースはジャック・ホワイト。そんな豪華メンツをバックにワンダが歌うのは、彼女自らが選んだロックの名曲達。エイミー・ワインハウスの「You Know I'm No Good」やジョニー・キッド&ザ・パイレーツの「Shakin All Over」までと年代もアーティストも幅広い。プレスリーを意識した感じの衣装を身につけたワンダの迫力ある写真をフィーチャーしたアルバム・ジャケットも秀逸!
Warner
発売・販売元 提供資料(2010/12/13)
Rolling Stone (p.69) - 3.5 stars out of 5 -- "The song selection is superb: rollicking versions of Eddie Cochran and Little Richard songs, calypso standards, a gutsy reimagining of Bob Dylan's 'Thunder on the Mountain.'"
Spin (p.72) - "The 73-year-old rockabilly trailblazer teams with Jack White, who weirds out in a way he seemed too bashful to do on VAN LEAR ROSE..."
Uncut (p.91) - 3 stars out of 5 -- "[T]his is a gallant, creative burst of risk-taking, the singer taking her sound to places no soul would've imagined in, say, 1956."
Mojo (Publisher) (p.108) - 3 stars out of 5 -- "For this crackling venture, rockabilly queen Jackson and rockology prince White chose the songs together..."
Record Collector (magazine) (p.91) - 4 stars out of 5 -- "[H]er full-throated reading of 'Thunder On The Mountain might be one of the best versions of a Dylan track you'll ever hear."
Clash (Magazine) - "The First Lady of Rockabilly still possesses a soulful holler."
Rovi
<最強のおばあちゃんは誰か?>について考えたことは一度もなかったが、このニュー・アルバムを聴いて確信した。それは御年73を数えるワンダ・ジャクソンであると。50年代に<クイーン・オブ・ロカビリー>と呼ばれて一世を風靡した彼女だが、その美貌(いまも美婆)とは裏腹にカエルを踏んづけたようなダミ声はとにかく強烈。クラブ・ヒッツとしても名高い“Fujiyama Mama”を初めて聴いたときゃ、声の超ハスキーなジジイかと思ったもんです。本作は彼女を敬慕するジャック・ホワイトがプロデュース。ラカンターズのメンバーらによるソリッドなサウンドも熱いが、ワンダのダミ声とジャックのゴリゴリしたギターの駆け引きが実にカッコイイ。それでいて女性的なキュートさも完備してるところが最高に素敵だ!
bounce (C)北爪啓之
タワーレコード(vol.330(2011年3月25日発行号)掲載)
《フジヤマ・ママ》の大ヒットで(お父さんには)お馴染み、ワンダ・ジャクソン(72歳)の新作はなんとホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトプロデュース! ジャックとその仲間によるバッキングもカッコいいったらないが、喉に何か機械を仕込んでるとしか思えないロックン・ロールお婆ちゃんワンダがカッコよすぎ!しかも選曲が往年のロックン・ロール・クラシックに加えディランの21世紀の名曲《サンダー・オン・ザ・マウンテン》までカヴァーときたらもうっ…!
intoxicate (C)梶丸基史
タワーレコード(vol.90(2011年2月20日発行号)掲載)