アカデミー賞では主要部門を含む8部門を制覇した“Slumdog Millionaire”のチームによる映画のサウンドトラック!“127 Hours”は、Danny BoyleとSimon Beaufoyによる脚本をDanny Boyleが監督したドラマ・スリラー映画。プロデューサーは大ヒットした“Slumdog Millionaire”でタッグを組んだChristian Colson。2003年5月にユタ州ロバーズ・ルーストの大きな岩の間で5日間身動きが取れなかった登山家、Aron Ralstonの話に基づいたものだ。映画音楽を手掛けたのはプロデューサー同様、“Slumdog Millionaire”(アカデミー賞のオリジナル・スコア、オリジナル・ソングの2冠)でタッグを組んだA.R. Rahman!
発売・販売元 提供資料(2010/11/02)
先鋭でポップでありながら静かで深い感動を残す、ボイル&ラフマーン・チームの次なる大いなるメッセージ。
『127時間』(2010)
サウンドトラック
音楽 A・R・ラフマーン
監督 ダニー・ボイル
主演 ジェームズ・フランコ
青年は、ふと自転車で黙々と山へ向かい、峡谷を自力で登るスポーツ”ボルダリング”にふける。ある日、体を岩の間に挟んでしまい、身動きがとれなくなり絶望に苦しむ青年は、驚愕の”助かる方法”を行う・・・生還したボルダニストの手記を『トレインスポッティング』『スラムドッグ・ミリオネア』のダニー・ボイルが映画化。青年を演じるのは、監督業にも進出予定の才人、ジェームズ・フランコ。そして音楽は、今や世界をまたにかける若きインドの巨人、A・R・ラフマーン。シンプルでありながら、ビートの取り方が心地よくアイデアにあふれた、トライバル・ディスコ・ダブの男女デュオ”フリー・ブラッド”の2007年のヒットをオープニングに、今回はシンプルに間で聴かせるすみきった孤独感を感じさせる(グスタヴォ・サンオラージャのサウンドにも似た)スコアを聴かせるラフマーンのオリジナル、ピル・ウィザース、ショパン、シガー・ロスなども収録し、ラストは、静かで感動的な主題歌「イフ・アイ・ライズ」で、女性シンガー、ダイドとラフマーンのデュエットで感慨深くトリップさせる。人間の尊厳的な永遠のテーマをモダンなツールと手法で届けるのがボイル流でありラフマーン流だ。まさしく、時代は彼らに先導されるべき、を実感する傑作。 (C)馬場敏裕
タワーレコード