ツイン・シャドウは、ドミニカ共和国生まれブルックリン在住のジョージ・ルイスJrによるソロプロジェクト。彼が生み出す進化したニューウェーヴ、ディスコ、ファンク・サウンドは新人とは思えぬ最高のグルーヴを生み出している。 (C)RS
JMD(2010/11/08)
ブルックリンから現れたUSインディー最後の救世主!4ADレーベルが満を持して送り出す注目新人ツイン・シャドウ遂にデビュー!ツイン・シャドウことジョージ・ルイスJrは、ドミニカ共和国生まれのブルックリン在住。彼の生み出す進化したニュー・ウェーブ、ディスコ、ファンク・サウンドは新人とは思えぬ最高のグルーヴを生み出している。グリズリー・ベアのクリス・テイラーがプロデュースとミックスで全面参加。更に米のリリース元はクリス主宰レーベル<テリブル・レコーズ>、英はディアハンター、ブロンド・レッドヘッドのヒットが記憶に新しい4ADからリリースされるだけあり、高い注目を集めている。「スロウ」が米音楽サイト、ピッチフォークでベスト・ニュー・ミュージックを獲得!日本盤ボーナス・トラック3曲、歌詞対訳、ライナーノーツ付き。
Hostess
発売・販売元 提供資料(2010/11/02)
プログラミングやシンセの音とアコースティック楽器の音が半々で聴こえてくるトラックは、時に未来的にぐにゃりと歪み、それが妙に快感だ。ブルックリンで活動するドミニカ出身のジョージ・ルイスJrによるソロ・ユニットのデビュー作。メランコリックなメロディーと自然体な歌声、そして独特のテンポ感が融合することで、エコー&ザ・バニーメン的な80sリヴァプールのネオサイケ風情をも獲得している。ガールズやアリエル・ピンク的な美メロ探究型との共通項も見つけ出せるが興味深い。共同プロデューサーとしてモーニング・ベンダースの新作も手掛けたクリス・テイラー(グレズリー・ベア)が参加、USでは彼のレーベル=テリブルよりリリースされる。長く愛聴できそうな一枚だ。
bounce (C)妹沢奈美
タワーレコード(vol.328(2010年12月25日発行号)掲載)