ポップ・カルチャーを牽引する'超21世紀型MC'となったカニエ・ウエストが放つヒップホップ回帰と噂されるアルバム。 (C)RS
JMD(2010/10/28)
ヒップホップ・シーンどころかポップ・カルチャーを牽引する“超21世紀型MC”となったカニエ・ウェストの通算5枚目となるオリジナル・アルバム。「カレッジ・ドロップアウト」「レイト・レジストレーション」「グラジュエーション」に連なる4部作という位置づけとなる今作のタイトルは“Good Ass Job”!唯一無二のイマジネーションが爆発した、今世界の音楽シーンに最も大きな影響を与えるといっても過言ではない強力作品。こちらは、アルバムのコンセプトを反映した40分に及ぶショートー・ムービー(字幕付)を収録したDVD付デラックス盤。
ユニバーサル
発売・販売元 提供資料(2010/10/14)
ヒップホップに回帰すると噂されていた5作目ながら……回帰どころじゃなく、とんでもないことに! ニッキー・ミナージュとの壮大なオープニングから、キング・クリムゾンをサンプリングした先行曲"Power"、エルトン・ジョンのピアノに高速ブレイクが乗る"All Of The Lights"、"カニエ自身の単音ピアノとヴォーカルが印象的な大曲"Runaway"、エイフェックス・ツインをネタ使いした"Blame Game"、USインディーの注目株ボン・アイヴァーの曲を下地にした"Lost In The World"など、全編が凄まじい熱量を放つ怪物アルバム。膨大な情報量をセレブなアート感覚でまとめ上げ、いままで聴いたことがない品格あるヒップホップの形を作りあげてしまったカニエは完全に独走状態です!
bounce (C)金雄大
タワーレコード(vol.328(2010年12月25日発行号)掲載)