1960年代後半からサンフランシスコのフォーク・ロック・バンド“ホーセズ”で活動していたマシュー・ケリーが英国に渡り、現地のミュージシャンと結成した“ゴスペル・オーク”唯一のアルバム(1970年)が初CD化！メンバーは、マシュー・ケリー（ハーモニカ、パーカッション、ギター）の他、マシューズ・サザン・コンフォートで知られるゴードン・ハントレー（ペダル・スティール）、ジョン・ラップ（ヴォーカル、リズム・ギター、ベース）、ボブ・リゲイト（リード・ギター）、クリフ・ホール（ピアノ、オルガン）、ケリー・ゲインズ（ドラムス）の6人。英国を拠点にしながら、全編アーシーなハーモニカと硬質なエレクトリック・ギターのホットなソロをふんだんにフィーチャーして、グレイトフル・デッドやジェファーソン・エアプレインを彷彿とさせる、ウエストコースト風のサイケデリック／フォーク・ロックを展開。ブリティッシュっぽさはほとんど感じさないが、もしその手のコレクタブル・レーベル（ネオン、ドーン、ヴァーティゴ、ハーヴェストなど）からリリースされていたなら、今日の評価もまた違ったものになっていたであろう充実した内容だ。
VIVID SOUND

発売・販売元 提供資料 （2010/11/18）