水谷豊演ずる主人公<順>が"両親殺し"という究極の行動に至ってしまうまでのギリギリの極限心理状況を鋭角的に表現したアバンギャルドかつ攻撃的なインストゥルメンタル作品から、青春の情感をたたえたキャッチーなメロディラインが織り成す正統派POPSまで…驚異的な音楽的振幅の広さ/多面性を背景としたゴダイゴの映像に対する先進的なアプローチは現在でも評価が高い。ゴダイゴのファースト・アルバム『新創世紀』にも収録されている共通楽曲は、劇中用に時間短縮編集の施されたバージョンを主に収録。「憩いのひととき」やタケカワユキヒデのソロ作「白い小鳥」の完全別テイクとなるインストゥルメンタル版、映画本編には使用されなかった、幻のアレンジで迫る「想い出を君に託そう」の完全未発表テイク、ファンキーなビートに不穏な空気が絡み合う世界観が絶妙のミッキー吉野によるインスト「おかしなウエディング」、スティーヴ・フォックスによる重低音ボイスのウネリで表現された効果音的トラック「死者の声」等を収録した問題作。 (C)RS
JMD(2019/10/22)
スーパー音楽制作集団"ゴダイゴ"と、そのメンバーが関わった貴重な音源を発掘/リリースしていくレーベル"G-matics"が放つ、超強力未発表音源の商品化!長谷川和彦初監督作品映画「青春の殺人者」(1976年)。結成間もないゴダイゴが担当した幻の劇伴サウンドを収録したマスターテープを発掘。そのうち16曲を初音源商品化!水谷豊演ずる主人公「順」が"両親殺し"という究極の行動に至ってしまうまでのギリギリの極限心理状況を鋭角的に表現したアバンギャルドかつ攻撃的なインストゥルメンタル作品から、青春の情感をたたえたキャッチーなメロディラインが織り成す正統派POPSまで…驚異的な音楽的振幅の広さ/多面性を背景としたゴダイゴの映像に対する先進的なアプローチが34年の時を経て、遂に明らかとなる。ゴダイゴのファースト・アルバム『新創世紀』にも収録されている共通楽曲は、劇中用に時間短縮編集の施されたバージョンを主に収録。「憩いのひととき」やタケカワユキヒデのソロ作「白い小鳥」の完全別テイクとなるインストゥルメンタル版、映画本編には使用されなかった、幻のアレンジで迫る「想い出を君に託そう」の完全未発表テイク3種、ファンキーなビートに不穏な空気が絡み合う世界観が絶妙のミッキー吉野によるインスト「おかしなウエディング」、スティーヴ・フォックスによる重低音ボイスのウネリで表現されたS.E.的トラック「死者の声」…等を収録した超問題作!
発売・販売元 提供資料(2010/10/26)
重いテーマの映画の劇伴に使用された、あまりにポップでソフィスティケイトされたサウンド!! 初期ゴダイゴが音楽を担当した、長谷川和彦のウルトラ・カルトな青春群像!!
『青春の殺人者』(1976)
サウンドトラック
音楽 ゴダイゴ
監督 長谷川和彦
主演 水谷豊、原田美枝子、内田良平、市原悦子
1974年に実際に起こった事件(2010年現在も逮捕された息子は再審請求中のため、事件の再現ではあくまでも、ない)を元に、のちの『太陽を盗んだ男』との2作しか完成させていない、伝説の“撮らない巨匠”ゴジこと長谷川和彦の監督一作目。幼なじみと恋人関係にある青年が、息子に複雑な感情を持つ父母を最終的には殺害してしまい、娘と逃亡を企てる瞬間瞬間をポップなアイデアで語っていく。なんといっても、新鮮だったのが、劇伴として使用された、当時結成されたばかりのゴダイゴで、そんな重いテーマに流れるゴダイゴのサウンドは、のちにみなが親しむ、ポップで、明るさの中に少し陰はあるが、基本は幸福感を感じさせるメロディのポップ・ロック・サウンド。このギャップがまた、この映画を今までとは違った世界へ飛躍させた。そのインパクトは、今聴きなおしても、十分感じ取れる! (C)馬場敏裕
タワーレコード