NYガレージ・ロックシーンをリードし続けるザ・ウォークメンの6thアルバム。楽曲製作中に訪れ、アルバム・タイトルともなったポルトガルの首都リスボンから多大なるインスピレーションを受けたという本作は、初期エルヴィスや、サン・レコードからの影響を残しつつも、ドラム・ヴォーカル・ギターのバランスがうまく保たれた、最もキャッチーで明解なアルバム。 (C)RS
JMD(2010/11/29)
NYガレージ・ロックの雄、ザ・ウォークメン最高傑作!2年振り6枚目のアルバム登場!2002年にNYで結成。フレッシュさと独特の雰囲気、そしてドライなサウンドを武器にインディー・シーンで人気を博し、前作『You & Me』では英高級紙ザ・ガーディアンで満点を獲得するなど大絶賛を浴びた。そして更なる飛躍が期待される中、ついに本作が完成した。手がけたのは、前作『You & Me』のエンジニア、クリス・ゼーン(レ・サヴィ・ファブ、パッション・ピット) とジョン・コングレトン(セント・ヴィンセント、エクスプロージョンズ・イン・ザ・スカイ)。楽曲制作中に訪れ、またアルバム・タイトルとなったポルトガルの首都リスボンから多大なるインスピレーションを受けたという本作は、初期エルヴィス・プレスリーやサン・レコ―ドから影響を残しつつも、アルバムの心臓部ではアタックの利いたドラム、繊細なヴォーカル・ハーモニー、そして疾走するギターがパーフェクトなバランスで絡み合っている。ザ・ウォークメンの輝かしい歴史の中でも、最もキャッチーで明解。文句なしの最高傑作の誕生だ!
ソニー
発売・販売元 提供資料(2010/09/29)
かのストロークスにも影響を与えたジョナサン・ファイア・イーターのフロントマンが率いる・・・・・・なんて前置きはもはや不要か。NYの燻し銀ガレージ・ロック・バンドが待望の新作を発表した。タイトなビートとルーズなギターの美しすぎるコンビネーションはより強固なものに。でもいちばんの変化は、壮大な世界観を貫禄たっぷりに歌い上げる酩酊したようなヴォーカルだろう。至高のアンサンブルに酔いしれたくなる一枚。
bounce (C)冨田明宏
タワーレコード(vol.327(2010年11月25日発行号)掲載)