R&B界きっての美メロ・メイカー、ドネル・ジョーンズの約4年ぶりとなる通算5枚目のオリジナル・アルバム。今作も洗練されたトラックに美しいメロディー&甘いヴォーカルは健在! (C)RS
JMD(2010/09/30)
R&B界きっての美メロ・メイカー、ドネル・ジョーンズ、通算5枚目のオリジナル・アルバム。今作も洗練されたトラックに美しいメロディー&甘いヴォーカルは健在。ファースト・シングル「Love Like This」ですでにR&B界の真のスタイリストたる存在感を出している本作も“美メロR&B”好きには確実に刺さる内容となっている。Ne-Yoによって沸点をむかえた“美メロR&B”の真のオリジネイター、ドネル・ジョーンズの真骨頂!
ビクター
発売・販売元 提供資料(2010/09/29)
昨年出ていた未発表曲集を除けば4年ぶりとなる新作。今回は自主レーベルからのリリースで、マイク・シティが手掛けたメロウなミッド・ダンサー”The Finer Things In Life”以外はすべてドネル自身のプロデュースだ(新人女性のお披露目曲あり)。ロマンティックなムードのなかにもチンピラっぽさがあるデビュー時からの持ち味はここでも全開。美麗なミッドや哀感漂うスロウを甘く人懐っこいテナー・ヴォイスで歌うドネル節も健在で、ミニー・リパートン曲のメロディーを引用した”Your Place”やヤング・ジョックを招いたチープなスロウ・バウンス調の”Stripclub”などではシカゴの裏街を彷徨う男の姿が目に浮かぶようだ。スタイリッシュで危険な薫りが充満するこの味わいは、彼にしか出せない。
bounce (C)林剛
タワーレコード(vol.326(2010年10月25日発行号)掲載)