2008年の前作はR&B通に激賞されロングセラー化。この待望の2作目もデビュー作と同じくミッシー・エリオットがバックアップしており、定番ブレイクビーツ使いのヒップホップ・ソウル“Holding You Down (Goin' In Circles)”や、アレサ・フランクリン“Jump To It”ネタの“Don't Make Me Wait”など、80~90年代R&B的なアプローチが光る!
タワーレコード(2010/11/30)
2008年に全米R&B4週連続NO.1のデビュー曲「ニード・ユー・バッド」でシーンを轟かせたグラミー・ノミネートR&B/ソウル・シンガー。若干11歳でアポロシアターを経験、高校生で“ブラック・リリィ”(ジル・スコットやザ・ルーツなど多くのアーティストを輩出してきた“若きアーティストの登竜門”として有名なパーティ)に史上最年少でレギュラー出演と、早くからその頭角を現していた。ミッシー・エリオットが温めつづけた逸材とあって、歌唱力/センス/パフォーマンス性のどれをとっても、ここ数年の新人の中で一歩抜きに出た存在であるジャズミン。そんな彼女が『フィアレス』から約2年、世界中のミュージック・ラヴァーズが待ち望んだセカンド・アルバムを発表。シングル「Holding You Down (Goin' In Circle)」は、ヒップホップ/R&Bを通ってきた人なら誰でも呻る90's的アプローチの名曲。
ソニー
発売・販売元 提供資料(2010/08/26)
センセーショナルなデビューを飾った『Fearless』から2年、ジャズミン・サリヴァンが待望の新作を発表した。90sフレイヴァー満点の作りで話題を呼んだ先行シングル"Holding You Down(Goin' In Circles)"やちょっぴりローリン・ヒルっぽい"Luv Back"をはじめ、今回もミッシー・エリオットやサラーム・レミを中心に信頼できるメンツがバックアップ。ディープ&ハスキーな声もいっそうの深みを増したようだ。ロス・ダ・マイストロ製の80sテイストやニーヨとのデュエット、またミッシーらしいオーセンティックな薫りの漂うスロウなど、楽曲ごとの表情はさまざまながら、どこを切っても堂々たる歌唱が実に頼もしく、惚れ惚れさせられる。この圧倒的な存在感はまったく期待を裏切らない。最高!
bounce (C)佐藤ともえ
タワーレコード(vol.327(2010年11月25日発行号)掲載)
高音で歪むのがまた最高にグッとくる。
ゴスペル仕込みとは言え天才でないはずがない。
ミッシーやニーヨが一目を置き、往年のソウル・ファンも魅了したそんな比類なき名歌唱力を堪能できる大大大名作。