2010年2月に惜しまれながら急逝したnujabesへ捧げるトリビュート作品。Kenmochi Hidefumi、Uyama Hiroto他、それぞれがオリジナルを超える楽曲で参加するなどNujabesが如何に偉大なトラックメイカーであり人物であったかが痛いほど伝わってくる。特に、clammbon with yamazaki, mino & yamane from toe名義での作品となる(10)『reflection eternal』は必聴。語り継ぐべきアーティストの意思が集約された、音楽史に新たに刻まれるマスターピースの誕生です。
タワーレコード(2010/11/09)
2010年2月に惜しまれながら急逝したnujabesのトリビュートアルバム。彼と親交の深かった多くの仲間が参加。
発売・販売元 提供資料(2010/08/17)
今年2月に不慮の事故によって急逝した不世出のトラックメイカー、Nujabesのトリビュート盤が届けられた。新曲やリミックス、カヴァーなど、11組の盟友たちが提供している音のスタイルはさまざま。ペイス・ロックとuyamahirotoはたおやかなスピリチュアル・ジャズ“Kamakura (Conversations with Jun)”を捧げ、ファイヴ・ディーズは両者を繋いだあの共演曲のリミックスに新たなリリックを刻む。またCalmは“Final View”をモチーフに作り上げた追悼曲の新ヴァージョンを寄せ、クラムボンとtoeの面々は、“Reflection Eternal”のサンプリング・サウンドを生演奏で再演してみせた。どの楽曲にも凛とりた気品と穏やかで優しい表情を感じ取ることができるし、それはNujabes作品が備える魅力そのものでもある。
bounce (C)澤田大輔
タワーレコード(vol.327(2010年11月25日発行号)掲載)