マニック・ストリート・プリーチャーズの通算10枚目は、オリジナル・メンバーのひとりで、約16年前に失踪してしまったリッチー・ジェイムズが残した散文を引用して、実に15年ぶりに4人で制作された前作『ジャーナル・ドー・プラグ・ラヴァーズ』に続くアルバム。 (C)RS
JMD(2010/12/02)
マニック・ストリート・プリーチャーズの1年4ヶ月振りに早くも登場する10作目は、もっともカリズマティックだったオリジナル・メンバーのひとりで、約16年前に失踪してしまったリッチー・ジェイムズが残した散文を引用して、実に15年振りに“4人で”制作された9作目『ジャーナル・フォー・プラグ・ラヴァーズ』に続く作品。制作はカーディフのスタジオで行われ、プロデュースはデイヴ・エリンガ(オーシャン・カラー・シーン、カイリー・ミノーグら)、ミキシングにはアメリカにいるクリス・ロード・アルジ(バッド・レリジョン、グリーンデイ、マイ・ケミカル・ロマンスら)が携わっている。俳優ティム・ロス(映画「パルプ・フィクション」、「レザボア・ドッグス」)がアートワークに登場。
ソニー
発売・販売元 提供資料(2010/07/29)
22年のキャリアを誇り、幾多の困難を乗り越えながら辿り着いた通算10枚目のオリジナル・アルバムがこんなにも鮮烈だとは……驚愕に値する。失踪したリッチー・ジェイムズの残した歌詞も話題となった前作からわずか1年4か月、本作はスタジアム級ロックのダイナミズムと新人バンドのようなポップさ&初々しさに彩られている。ゲストにエコー&ザ・バニーメンのイアン・マッカロクやジョ・ケイルらが参加。
bounce (C)冨田明宏
タワーレコード(vol.325(2010年9月25日発行号)掲載)