オススメ (1)(2)(5)(6)(9) その安定したタッチ、フィーリングに常に注目が集まるピアニスト、片倉真由子。デビューとなった前作と同じくドラムにカール・アレン、ベースにはロドニー・ウィテカーという鉄壁のリズム・セクションを起用し、グルーヴィにスイング。アップ・テンポでもバラッドでもよどみなく繰り出され、時に調性をも脱する自在なフレーズは圧巻。
タワーレコード(2010/09/28)
スイングジャーナル誌主催第43回(2009年度)ジャズ・ディスク大賞ニュー・スター賞を受賞し、2009年デビュー以来、最も忙しいピアニストの一人になった片倉真由子のセカンド・アルバム。本作はNYで録音を完成させ、またベースとドラムにアメリカの音楽大学の教授を迎え互角の演奏を展開。 (C)RS
JMD(2010/07/29)
2009年にデビュー、同年スイングジャーナル誌主催・第43回ジャズ・ディスク大賞ニュー・スター賞を受賞するなど、日本ジャズ界においてその実力はすぐに全国に浸透し、最も忙しいピアニストの1人となった片倉真由子が、ファンの期待に応えさらに表現力を増したセカンド・アルバムをニューヨーク録音で完成させた。ベースにロドニー・ウィテカー、ドラムにカール・アレンという強力なプレイヤーを迎え互角の演奏を展開。セロニアス・モンクの「リフレクションズ」、リー・コニッツの「サブコンシャス・リー」他、エリック・ドルフィー、ハロルド・アーレン、サド・ジョーンズらの楽曲に加えオリジナル曲も収録。2010年録音作。
M&I
発売・販売元 提供資料(2010/07/16)
冒頭からエリック・ドルフィーゆかりの曲ということで、どうしても大西順子のレコード復帰作を連想してしまうが、別格感という意味では正しくこの二人には共通するものがあると思う。それは、彼女を聴けば間違いなくとびきりのジャズが聴けるという安心感のようなものだ。自身の吹き込みとしてはまだ2作目だが、ロドニー・ウィテカーにカール・アレンという実力者らと共にスウィングしていく彼女の姿には、間違いなく次代を担っていくであろうピアニストの風格が漂っている。
intoxicate (C)青山秀一郎
タワーレコード(vol.88(2010年10月10日発行号)掲載)