フォーマット |
CD |
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構成数 |
3 |
国内/輸入 |
輸入 (ヨーロッパ盤) |
パッケージ仕様 |
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発売日 |
2010年10月28日 |
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規格品番 |
XW9066702 |
レーベル |
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SKU |
5099990667022 |
構成数 | 3枚
合計収録時間 | 00:00:00
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1.[CD]
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1.You Can Dance
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2.Alphaville
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3.Heartache By Numbers
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4.Me Oh My
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5.Shameless
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6.Song To The Siren
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7.No Face No Name No Number
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8.BF Bass (Ode Top Olympia)
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9.Reason Or Rhyme
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10.Tender Is The Night
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11.Whatever Gets You Thru The Night
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12.One Night
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2.[CD]
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1.You Can Dance
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2.Alphaville
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3.Heartache By Numbers
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4.Me Oh My
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5.Shameless
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6.BF Bass (Ode To Olympia)
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7.Reason or Rhyme
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3.[DVD]
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1.The Making Of Olympia
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2.You Can Dance
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あの人の在/不在ばかりが気にされる様子を見るにつけ、その音楽の何たるかがまるで置き去りにされているようにも思いつつ、一応強調しておくと・・・・・・前作『Dylanesque』(2007年)に続いてイーノ先生も参加したブライアン・フェリーの新作がこの『Olympia』である。まあ、再会を果たした『Mamouna』(94年)以降、ほぼすべての作品にイーノは招かれているし、例によってそこはさほど重要じゃない。今回フェリーが狙ったのは恐らく、ロキシー・ミュージック『Avalon』(82年)よりも、それをデヴィッド・ギルモア(今回も参加)らとソロで再構築した『Boys And Girls』(85年)のアップデートに違いないからだ。後者で初合体したマーカス・ミラーやナイル・ロジャースがここでもコンテンポラリーでまろやかな黒さを紡ぎ出しているのは示唆的だし、緊迫感に溢れた先行シングルの”You Can Dance”やシザー・シスターズとの共作でうっとりと飛翔する”Heartache By Numbers”などを聴けば、いつも以上にボトムを重視した作品であることもわかる。ドラムスに(奇しくも『Avalon』の終曲”Tara”を捧げられていた)愛息のタラを据えたこともグルーブのタイトな瑞々しさに直結しているのかもしれない。前々作『Frantic』でも組んだジョニー・グリーンウッドら、脇を固める面々も磐石。で、そうしたお膳立てをみずから用意して、主役のフェリーも朗々としたヴォーカルをアトモスフェリックに行き渡らせている。<フジロック>でのステージも素晴らしかったそうだが、だとしたらそれは彼が現役だからだろう。これはいい!
bounce (C)出嶌孝次タワーレコード (vol.326(2010年10月25日発行号)掲載)
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今年、ロキシー・ミュージックとして<フジロック>で来日したブライアン・フェリー。数年前からロキシーの新作をレコーディングしているというニュースが流れていたなか、ソロ名義のニューアルバム『Olympia』が届けられた。注目すべきはゲスト・ミュージシャンの豪華さで、なかでも再結成ツアーへの参加を断ったブライアン・イーノがクレジットされていることに驚かされる。もちろん、再結成に関わったオリジナル・メンバーのフィル・マンザネラやアンディ・マッケイも参加。後期ロキシーをサポートした名ドラマーのアンディ・ニューマークも顔を出し、ロキシーのエッセンスがたっぷりと注入されている。さらに若い世代との共演にも意欲的で、レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドやプライマル・スクリームのマニ、レッチリのフリーなどの参加に加え、シザー・シスターズやグルーヴ・アルマダとの共作曲も収録。また、一曲のなかでデヴィッド・ギルモア、ナイル・ロジャース、クリス・スペディングといった複数の大物ギタリストを招くなど、ミュージシャンの贅沢な使い方はフェリーらしいこだわりだ。もちろん、そうした、<素材>のリッチさに頼らず、厳しく音を見極めて最上のサウンドを作り上げるフェリーの完璧主義者ぶりは健在。官能と苦悩を行き来する独特のヴォーカルに象徴されるような、艶やかな揺らめく(グルーヴ)がアルバムを隅々まで満たしている。ロキシー・サウンドの手触りも感じさせる本作は、ある意味名作『Avalon』の続編ともいえるかも。
bounce (C)村尾泰郎タワーレコード (vol.326(2010年10月25日発行号)掲載)
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