自身のレーベル・MINUS/PLUS 8を率い、MAGDA、JPLS、MARC HOULEといったアーティストを輩出、またここ日本を含むワールドワイドでのツアーを通じ世界中に熱狂的なファンを獲得し続けている、現行ダンス・ミュージック・シーンのトップ・オブ・トップアーティスト、RICHIE HAWTIN。彼の数あるプロジェクトの中で最も作品が待ち望まれている名義・PLASTIKMANが、長きに渡る沈黙を破りここにコンピレーションCDをリリース!PLASTIKMANは、93年にRICHIEの幻覚体験を基にして始まったプロジェクトで、ROLAND TB-303、TR-808、TR-909を多用しウネウネとした時空を捻じ曲げるようなアシッド・サウンド、メロディーを重視しない異様にスカスカでシンプルな構造を持つミニマル・トラックの発明により、一大センセーションを巻き起こした。アルバムとしては03年の「CLOSER」以来となる本作「KOMPILATION」は、93年から03年にかけてリリースされた音源から選りすぐられた究極の全8曲が収められている。1stアルバム「SHEET ONE」(93)からは、PLASTIKMANの代名詞となったメガヒット・チューン"Spastik"と"Plasticine"、セカンド・アルバム「MUSIK」からは"Kriket"と"Marbles"を、そして問題作「CONSUMED」からは"Contain"を収録。その他シングル「SPASTIK」のB面"Helikopter"、「SICKNESS」のB面"Panikattack"などエポック・メイキングなトラックがずらり並んだ実に意義深い作品集。初期の作品から一貫して実験的な音作りを進めてきたPLASTIKMANの集大成がここに刻み込まれている。
発売・販売元 提供資料(2010/07/21)
クリックの象徴、リッチー・ホウティンのメイン名義であり、今年になってライヴを復活させたプラスティックマンのベストだ!ジャケは当然あのロゴだ!世界でいちばんイカレたキラー・チューンの座を余裕でキープし続ける代表曲"Spastik"も当然収録だ!あえて難解かつ非キャッチャーなトラックを並べてベストと称するあたりも流石だ!当時から早すぎたことだけわかったのだ!
bounce (C)石田靖博
タワーレコード(vol.324(2010年8月25日発行号)掲載)