日本では流通が悪く入手困難にも関わらず、一部の音楽ファンから熱狂的な支持を受ける南イタリアのデュオ、ガール・ウィズ・ザ・ガンのデビュー・アルバムが国内盤化!ガール・ウィズ・ザ・ガンは、独Morr Musicレーベルからのリリースで知られるPopulous(ポピュラス)ことアンドレア・マンジァと、女性ボーカリストのマティルデ・ダヴォリによる南イタリア・レッチェ在住の男女2人組ユニット。アコースティック楽器をふんだんに用いた暖かく洗練されたアンサンブルと、フォーク、エレクトロニカ、ジャズの要素が、まるで水彩画を描くかのごとく淡く溶け合って、マティルデの憂いを帯びた歌声と優しいメロディーを包み込む。夏の日の夕暮れのようなメランコリックな雰囲気や、ふんわりとドリーミーなサイケデリアがたまらなく心地の良い、エヴァーグリーンなサウンド。盟友ジョルジオ・トゥマが作曲&ボーカルを務めるM-5、M-11、ポピュラスとのコラボやグレゴリー・アンド・ザ・ホークのアルバムに参加するショート・ストーリーズが作詞&ボーカルを務めるM-2、M-8、そしてオリジナル・シューゲーズ世代、スローダイヴのサイモン・スコットが弾くエレクトリック・ギターM-12等、多彩なゲストミュージシャン達がレコーディングに参加。国内盤のボーナス・トラックとして、新録曲「Pills」を収録。
インパートメント
発売・販売元 提供資料(2010/07/07)
エレクトロニカ・ユニット、ポピュラスとして活動してきたアンドレア・マンジァと、女性ヴォーカリストのマティルダ・ダヴォリによるイタリア出身の男女ユニット、ガール・ウィズ・ザ・ガン。ぶっそうなユニット名とは対照的に、サウンドはアコースティックなアンサンブルを中心にして、メランコリックな歌を聴かせてくれる。エレクトロニカの輝きをまぶしながら繊細に作り込まれた空間を、ジャジーな演奏に乗って、ゆったりと漂うマティルダのハスキーなウィスパー・ヴォイスが美しい。スローダイヴのサイモン・スコットがギターで参加。
intoxicate (C)村尾泰郎
タワーレコード(vol.87(2010年8月20日発行号)掲載)