長年連れ添ったギタリスト、ビル・ライダー・ジョーンズの脱退を乗り越え、2008年のベスト盤を経て3年ぶり6枚目のアルバムが完成。ジョン・レッキーををプロデューサーに迎え、"ミステリーの死"をコンセプトに"レコードは自分だけの世界を作り上げるマジカルで秘密の場所"というアイディアを込めた作品。 (C)RS
JMD(2010/07/05)
一皮むけたザ・コーラルが新たな時代の幕を開ける!英名門レーベル<Deltasonic>の顔として、リバプールのインディー・シーンを、そしてUKロック・シーンをリードし続ける、ザ・コーラルの3年ぶり6枚目のアルバムが完成! 長年連れ添ったギタリスト、ビル・ライダー・ジョーンズの脱退を乗り越え、2008年にリリースしたベスト盤を経て、バンドの未来に対する自信を取り戻したという彼ら。バンドが5人組となって初のアルバムとなる本作の制作にあたり、バンドは人里離れたコテージに籠ったという。その後、ザ・ストーン・ローゼズやレディオヘッド等数多くの名作を手がけたジョン・レッキーをプロデューサーに迎え、ロンドンのRAK Studiosにてレコーディング。“ミステリーの死”をコンセプトに掲げ、“レコードは自分だけの世界を作り上げるマジカルで秘密の場所”というアイディアを作品に改めて反映させたという本作は、マージービートの影響を残しつつも、無駄のない洗練されたサウンドとハーモニーにより、スケール感が一気に広がった会心の出来!メンバーも最高傑作と太鼓判を押す、一皮むけた新しいザ・コーラルを感じさせる傑作。
Hostess
発売・販売元 提供資料(2010/06/29)
リヴァプールの人気バンド、コーラルの通算6作目。隙のない完璧な音作りで知られる名プロデューサー、ジョン・レッキーを指揮官に迎えた今作は、生楽器の美しい響きとクロスビー・スティルス&ナッシュ風のコーラスを十分に活かし、洗練と奥行きを感じさせる内容に仕上がっています。全体的に落ち着いた雰囲気の楽曲が多いですが、そのぶんメロディーの良さが引き立っている印象。聴くたびに味わいが深まる作品です。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.324(2010年8月25日発行号)掲載)