アルバム毎に異なるサウンドを追求する、スウェーデン出身の異端の前衛ロック集団、ペイン・オヴ・サルヴェイションのアルバム。1970年代のレジェンダリーなロックを、モダンな感性と独自の視点で再構築した充実の1枚。 (C)RS
JMD(2010/07/01)
スウェーデン出身の前衛ロック集団ペイン・オヴ・サルヴェイション。ジャンルの枠を超えた普遍性を持ちながらも、噛めば噛む程に味が出るちょっと知的で不思議な魅力を持った曲調が彼らの持ち味。HM/HR以外にも、プログレやクラシック・ロック、サイケ/フォークといった様々な音楽的要素を投影させたハイブリッドな音楽性が、ファン及びミュージシャンから支持されるカルト・バンド。彼らが作る音楽は、まさしくロックという音楽の縮図。常に新たなものをクリエイトする、本当の意味での「ロック・バンド」、前衛集団としてファンから絶大な支持を得る。ファンはアルバム毎に提示される異なったアプローチを心から受け入れるとともに楽しんでおり、カナダの至宝ラッシュに近いアティテュードを持ったバンドといえる。本作は、3年半振りのスタジオ・アルバム。かつて自分達が聴いて育った70年代のレジェンダリーなロックを、モダンな感性を持った彼らならではの独自の視点で再構築した充実作。今後続く「ロード・ソルト・プロジェクト」の第1弾として注目が集まる。
Victor Entertainment
発売・販売元 提供資料(2010/06/30)