2008年にまさかの再結成、2009年は奇跡の来日まで果たしたスコットランドのロック・レジェンド、ザ・ヴァセリンズが実に21年ぶりとなる2枚目のフル・アルバムをリリース!21年前の瑞々しさをそのまま保ちながらも、当時とはひと味違った落ち着きや懐の深さを感じさせてくれる1枚。 (C)RS
JMD(2010/12/02)
ザ・ヴァセリンズ、20年振り2枚目のフル・アルバム完成!2008年にまさかの再結成、2009年は遂に奇跡の来日まで果たし、“SUMMER SONIC 09”と“BRITISH ANTHEMS”を歓喜の渦に巻き込んだスコットランドのロック・レジェンド、ザ・ヴァセリンズ。その勢いそのままに、実に20年ぶりとなる2枚目のフル・アルバムを完成!素晴らしい新曲を多数披露していた2009年12月の来日公演時からすでに噂され、期待が高まっていた本作。ライヴ・メンバーと同じ、ベル・アンド・セバスチャンのスティーヴィー・ジャクソン(ギター)とボブ・キルディア(ベース)、さらに1990'sのマイケル・マクゴーリン(ドラム)を迎えた5人編成で、わずか2週間足らずで録音されており、バンドとしての勢いと一体感が溢れる仕上がりとなった。プロデューサーを務めたのはなんと89年のファースト・ アルバム『Dum Dum』の時と同じジェイミー・ワトソン。20年前の瑞々しさをそのまま保ちながらも、ユージンとフランシスそれぞれの活動を経て、当時とはひと味違った落ち着きや懐の深さを感じさせてくるのも、気負いのない現役のバンドとして蘇った新生ヴァセリンズならではの魅力。
P-VINE
発売・販売元 提供資料(2010/06/25)
<カート・コバーンがもっとも愛したグループ>というのが枕詞と化しているスコティッシュ・バンドの、21年ぶり2枚目のアルバム。長い空白の間にメンバー2人も紆余曲折してきたし、カートも夭逝した。それでもここで鳴っているラフでズンドコしたロッキン・ポップは、相変わらず気取りがなくピュア。ラウドなギターも抜群に良質なメロディーも必ず鼻歌ライクに変換してしまう律儀なテキトーぶりこそが、彼らたる証し。
bounce (C)北爪啓之
タワーレコード(vol.324(2010年8月25日発行号)掲載)