オススメ曲 (1)(3)(5)(6)(10) ギタリスト鬼怒無月によるエキセントリックなタンゴ・バンド、サルガヴォ。ヴァイオリン、アコーディオン、ピアノ、ベースの5人編成のバンドが織り成す、プログレッシヴかつ万華鏡のような美の世界。予測不能な展開、迷路へ突入するような緊張感、時にメルヘンチック&ノスタルジック。本当に、本当に太陽の塔の中のような。
タワーレコード(2010/06/22)
タワーレコードが運営する“intoxicate records/イントキシケイトレコーズ”の3年振りのリリースとなる本作は、ギタリスト鬼怒無月が“新しい音楽の可能性”を説いて集めたメンバーによる、ポスト・ピアソラ・ミュージックを目指す五重奏団(キンテート)。ヴァイオリン、ギター、ピアノ、ベースという編成と、バンドネオンをアコーディオンへ変更することで、タンゴを超えて音楽の可能性を飛躍的に広げる事となった。タンゴ、ジャズ、プログレ等をふんだんに散りばめた本作は、“秩序と混沌を行き来する”内容となっている。結成以来3枚目のフル・アルバムとなる本作は、ピアソラ・ファンを含め、タンゴ、ジャズ、ロック、プログレ、ポリリズムを聴くリスナーには必ず届けたいアイテム。メンバー自体も、まったく新しい音楽を求めているリスナーに是非聴いてもらいたいという意気込みで、全国各地で演奏活動を続けている。
intoxicate records
発売・販売元 提供資料(2010/06/04)
鬼怒無月率いる前衛タンゴ五重奏団、Salle Gaveau渾身の3作目。アストロ・ピアソラが追い求めたヌエボ・タンゴのさらに先をめざしていて、統制と破綻の臨界点スレスレでスリリングなインプロ合戦が繰り広げられ、そのなかでリリシズムが妖艶に花開く・・・・・・。エレクトリック期のマイルス・デイヴィスを思わせる破壊的創造力でピアソラを再解釈したかのような美世界には、戦慄さえ覚えるほどだ。
bounce (C)田中幹也
タワーレコード(vol.323(2010年7月25日発行号)掲載)