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| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2018年03月28日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Passacaille |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | PAS960 |
| SKU | 5425004849601 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:58:00
録音 : ステレオ (---)
『ハイドン:チェロ協奏曲集』
【曲目】
チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.VIIb-1
チェロ協奏曲 第2番 ニ長調 Hob.VIIb-2
交響曲 第16番 変ロ長調 Hob.I-16
【演奏】
セルゲイ・イストミン(チェロ)
ダヴィド・ラヴィノヴィチ(ディレクター)
アポロ・アンサンブル
【録音】
2009年8月 メノナイト教会(デーフェンター/オランダ)

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ハイドンの2曲のチェロ協奏曲、古楽器の小編成による決定盤! 弦は2-2-1-1-1+ファゴットで チェンバロは入りません。そして チェロの『1』は ソロを兼ねるので、実質リピエノの低音は コントラバス(とファゴット)のみです。
チェンバロが入らないので 明るく爽やかな乾いた音色の伴奏に 雅なガット弦のチェロ音色が混ざります。
室内楽的な演奏なので、ソロの演奏に オーケストラのパートが絡んで来る 面白さがはっきりわかります。
ハ長調の協奏曲は リズミカルに駆け回る若々しい演奏。しかし テンポは速くはありません。余裕をもって アンサンブルを愉しむ様子がうかがえます。
ニ長調の協奏曲は ソロのチェロの優雅な旋律に ヴァイオリンを始めとする 合奏パートが次々と絡んでくるあたりが 愉しすぎます! 特にAdagioなどは、合奏協奏曲状態ですから!
最後(おまけ?)の交響曲第16番の実に古楽器の深い音色の素敵なこと!Andanteのなんと切ない音楽なのでしょう! 表情の襞の繊細な美しさが素敵です。
ドヴォルザークやシューマンのチェロ協奏曲の流れで ハイドンのチェロ協奏曲に来た方には、協奏曲のイメージに違和感を持つ演奏になると思います。しかしバロックや古典派を親しんでいる方には、立体的に旋律が絡む ポリフォニックで緻密な演奏が楽しめるアルバムとして お薦めできます。
オーケストラの編成の小ささを生かした演奏が聴けるアルバムです!
私的にはハイドンのチェロ協奏曲の最高の1枚です!