フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 (アメリカ盤) |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2010年06月29日 |
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規格品番 |
B001443502 |
レーベル |
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SKU |
602527417448 |
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:18:54
Recording information: Setal Studio, Miami, FL; Studio At The Palms, Las Vegas, NV; The Nash Estate, Atlanta, GA; Triangle Sound Studios, Atlanta, GA. Photographers: Kristen Yiengst; Tai Linzie; Pamela Littky. Prior to the release of Love King, the-Dream declared the album would be his final solo release, but he later alluded to a possible fourth album. However his solo future plays out, Love King is the final chapter of the-Dream's "love" trilogy, following Love/Hate and Love vs Money. Issued as singles he penned for Justin Bieber ("Baby") and Ciara ("Ride") continue to ride high on the charts, the album is heralded by the triumphant title track and the sleek, low-profile "Make Up Bag," featuring T.I.
エディション | Deluxe Edition
録音 | ステレオ (Studio)
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1.[CD]
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1.Love King
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2.Make Up Bag - (featuring T.I.)
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3.F.I.L.A.
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4.Sex Intelligent
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5.Sex Intelligent [Remix] - (remix)
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6.Yamaha
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7.Nikki, Pt. 2
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8.Abyss
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9.Panties to the Side
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10.Turnt Out
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11.February Love
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12.Florida University
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13.Veteran
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14.Priceless
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15.Take Care of Me
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16.All Black Everything
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17.Sorry
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ビヨンセ”Single Ladies (Put A Ring On It)”やジャスティン・ビーバーの”Baby”をはじめ、相棒トリッキー・スチュワートと組んで相変わらずビッグ・ヒットを量産しているプロデューサー/シンガー・ソングライター、ドリームのサード・アルバム『Love King』。自身のレーベルを立ち上げ、アイランド・デフ・ジャムの副社長に就任し、クリスティーナ・ミリアンをモノにする(ものの、先日離婚を発表したばかり……)などの成功を収めてきた彼も、<アーティストとしての作品はこれで最後>と公言!?R・ケリーをも脅かす才能と特異な変態性を併せ持ち、自曲でもヒットを残してきただけに残念な告白ではあるのだが……どうやら今後は裏方に撤していきたいようだ。 前2作から連なる3部作の最終章だという今作でも、甘く繊細なファルセット・ヴォイスにねっとりとしたエロさが絡みつき、妖艶にまどろむ催眠的なドリーム・ワールドを構築している。<世界中のどこにだって俺の女がいる>とのたまうピンピンな美曲”Love King”や、重低音の鳴りがヤバすぎるメロウ・バウンスにT.I.を招いた”Make Up Bag”、ゆらめく浮遊ミッド”F.I.L.A.”、プリンス”I Would Die 4 U”ばりにファンシーな80s風のアップ”Yamaha”、感傷的なバラード”Turnt Out”、甘酸っぱさ広がる軽快なナンバー”Florida University”など、耳を惹くポップさとアヴァンギャルドなダーク感の同居はやはり唯一無二。これがドリ-ムの本性ってことなんだろう。この特異な感性が今後どのような形で発揮されていくのかに期待したい。
bounce (C)池田貴洋タワーレコード (vol.323(2010年7月25日発行号)掲載)
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実にマクロな視点とミクロな視点の両方を兼ね備えた人なのだな、と改めて感心させられた。<ラヴ3部作>の最終章となる『Love King』。そのようにミュージカルばりの壮大な構想だけでも恐れ入るのだが、続けざまにポンポン実現してしまったうえ、アルバムの前半はほぼノンストップというお得意技で攻め上げる。まるでこれを聴きながらメイク・ラヴに励んでください、とでも言わんばかりにエロオラ・モード全開で、R・ケリーの変態エロオヤジぶりや、プリンスの異次元王子ぶりを彷彿とさせる楽曲群に浸っていると、彼がほとんどひとりで築こうとしている<ラヴ王国>が見えてくる。あっという間に妊娠→結婚→出産していたクリスティーナ・ミリアンとの<ラヴ>の後ろでは、いつもこのアルバムが流れていたんでしょうかね。 全体が流氷のようにスムースに進行する一方、同時に一曲ごとがしっかりと独立していて、どれでもシングル化できそうなポテンシャルを備えているのはヒットメイカーの彼ならでは、というか彼なら当然か。ぎりぎりバラードになりそでならないミッドテンポの曲調が多いとはいうものの、しっかり聴き込めば、よくこれだけ思いつくよなという閃きや手口があちこちに挿み込まれていて、天才的かつ繊細な感性に恐れ入る。あとはセクシー系のルックスさえあれば文句なしと言いたいところだが、そうはいかなかったのがご愛嬌。とはいえ、そんな彼だから憎めないというのもあるのだが。
bounce (C)村上ひさしタワーレコード (vol.323(2010年7月25日発行号)掲載)
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