ミュージシャンから俳優、文筆業に映像ディレクターまで、幅広い分野で才能を発揮する星野源が、遂にソロアルバムをリリース!インストゥルメンタルバンド、SAKEROCKのリーダー兼ギタリスト、マリンバ奏者として活躍する傍ら、宮藤官九郎監督の映画『少年メリケンサック』(09年)や、NHK朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』にも出演し、俳優としても注目を集める星野源。初のソロアルバムは、細野晴臣との共作楽曲も収録した、"歌モノ"です。 (C)RS
JMD(2010/12/09)
SAKEROCKのギターとマリンバ担当(そしてリーダー)の星野源ソロアルバム。SAKEROCKのライヴではたまーに歌ったり、以前フォトブックでCDを付けて話題になったりとまさしく待望の“歌モノ”アルバム。(1)「ばらばら」をはじめ、シンプルでふんわり・・源ちゃんのやさしさがたっぷり詰め込まれた1枚です。何度聴いても素晴らしい。そして癒されます。
タワーレコード(2010/06/22)
<ある日突然倒れて死んでいくおじいさんの歌><生まれてこられなかった子供の歌>――と、なぜその題材で歌おうとしたのかは想像もつかないが、どの曲も、聴いているうちに不思議と温かい感情が流れ込んでくる。SAKEROCKのリーダーであり、大人計画の俳優でもあるという離れ業を自然体でこなす(才人っぽくない)才人が、初のソロ・アルバムを完成させた。細野晴臣との共作ナンバーも含む全15曲をノスタルジックな風合いのバンド・サウンドで奏でた音世界は、風変わりでありながら至極真っ当な日常を浮かび上がらせる。その感触はどこかキセルと通じるものが・・・・・・と思ったら、録音とミックスは彼らの作品でもお馴染みの内田直之。適材適所で丁寧に作り上げられた、上質なシンガー・ソングライター作品だ。
bounce (C)土田真弓
タワーレコード(vol.322(2010年6月25日発行号)掲載)
SAKEROCKの星野源。大人計画の星野源。いろんな星野源が、一人の星野源としてソロ・アルバムをリリースです。うたいたい自分を隠してきたという彼からポロポロとこぼれ出した歌の数々。それは老夫婦の物語であったり、細野晴臣との共作であったり、ばらばらの歌であったり、別れの歌であったり…。源さんの歌う歌には誰かをそっと感じる、そんな安心と、ほんの少しの寂しさが背中合わせに向かい合っていました。ほっと胸を撫で下ろす。そんな柔い柔軟剤みたいな一枚を。源さん、歌ってくれてありがとう。
intoxicate (C)中山歩
タワーレコード(vol.86(2010年6月20日発行号)掲載)