音楽、ファッション&ライフスタイルを取り入れ、世界のヒップホップ・シーンに大きく影響を与えたブラック・ミュージック界最強のプロデューサー、ディディのインタースコープ移籍第一弾アルバム。 (C)RS
JMD(2010/06/17)
数々のアーティストを世に送り出した“マスター・マインド(黒幕)”、バッドボーイ・レーベルの総帥によるインタースコープ移籍第1弾アルバムは、ダンス・ミュージックに多大なる影響を受けたというDiddyが女性2人と新しいユニット“Dirty Money”を組んでのリリース。“Dirty Money”を構成するメンバーはDiddyとDawn Richard(Danity Kane)、Kalenna Harperの女性アーティスト2人で、新たなサウンド・アプローチはDiddyの言葉を借りれば、エレクトロ・ヒップホップ・ファンク。ダンス・ミュージックの世界にドップリ浸かり、Felix da Housecat、Erick Morillo、Deep Dish、DJ Hell等との作業、IbizaやDC10等のイベントへ参加したことがアルバムのサウンドに大きな影響を与えたらしい。
ユニバーサル
発売・販売元 提供資料(2010/04/20)
ビジネスマンとしても成功し、ヒップホップ界の活性化を常に目論むディディ。4年ぶりの新作は、かつて送り出したダニティ・ケインの元メンバーたるドーンと、シンガー・ソングライターのカリーナを従えた、ダーティー・マネーというトリオ名義でのリリースだ。アッシャーやリル・ウェイン、クリス・ブラウンらを招集し、商業的なツボも押さえつつ、ヨーロピアンなクラブ・ミュージックの流れを意識した、フューチャー・エレクトロ・ファンクがゴージャスだ。アグレッシヴな重音ビーツにT.I.を交えたフロア・キラーや、<元祖レディ・ガガ>ことグレイス・ジョーンズ(!!)による序曲、故ノートリアスBIGのヴァースを引用したリック・ロスとの哀愁歌など、常にトレンドを打ち出そうとする貪欲さは流石ですな。
bounce (C)池田貴洋
タワーレコード(vol.329(2011年2月25日発行号)掲載)