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クラシック
CDアルバム

Schumann: Complete Works for Piano and Orchestra

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フォーマット CDアルバム
発売日 2010年05月18日
国内/輸入 輸入
レーベルSony Classical
構成数 3
パッケージ仕様 -
規格品番 88697658772
SKU 886976587727

構成数 : 3枚

『ロベルト・シューマン:ピアノと管弦楽のための作品全集』
【曲目】
CD1
ロベルト・シューマン:
 1. 幻想曲 イ短調*[ピアノ協奏曲 イ短調 作品54~第1楽章の原曲](1841年~1843年作曲)
 2. 序奏とアベッグによる主題*(1830年~1831年作曲)
 3. ピアノ協奏曲 へ長調*[復元およびオーケストレーション:レフ・ヴィノクール](1830年~1832年作曲)
クララ・シューマン(1819-1896)/ロベルト・シューマン:
 4. 協奏曲イ短調(1楽章)*[クララ・シュ-マン:ピアノ協奏曲~第3楽章の原曲](1833年~1834年作曲)
ロベルト・シューマン:
 5. 協奏曲 ニ短調(1楽章)[復元:ヨーゼフ・デ・ベーンホウェル](1839年作曲)
CD2
アドルフ・ヘンゼルト(1814-1889)/ロベルト・シューマン:
 1. ピアノ協奏曲 ヘ短調 作品16(1838年~1845年作曲)
ロベルト・シューマン:
 2. ピアノ協奏曲 ニ短調 作品54(1841年~1845年作曲)
CD3
1. コンツェルトシュトゥック へ長調 作品86[ピアノと管弦楽のための演奏会用ヴァージョン](1849年~1850年作曲)
2. 序奏とアレグロ・アパッショナート ト長調 作品92(1849年作曲)
3. 序奏と演奏会用アレグロ ニ短調 作品134(1853年作曲)
*世界初録音

【演奏】
レフ・ヴィノクール(ピアノ)
ウィーン放送交響楽団
ヨハネス・ヴィルトナー(指揮)
【録音】
2009年8月18-21日, 10月28-30日, 11月23-26日 ウィーン,ORF

  1. 1.[CDアルバム]
  2. 2.[CDアルバム]
  3. 3.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

シューマン生誕200年を飾る、世界初録音作品を含む話題盤!
シューマンが“ピアノと管弦楽のために”書いた作品だけでなく、未完に終わった作品、他人の作曲した編曲者など、このジャンルで彼が携わった作品の全てを、走行からの復元作品も含め、世界初録音5曲を含む全10曲を収録! シューマン生誕200年を飾るリリースの中でも異色の話題盤です!
タワーレコード(2010/05/24)

世界初録音5曲を含む、シューマンが関わった「ピアノと管弦楽のための作品」10曲を完全網羅した3枚組。ロシアの俊英ヴィノクールの技が冴える!シューマン生誕200年記念リリース。

シューマン生誕200年を巡るCDリリースの中でも、最大の話題盤となるであろう3枚組新録音の登場です。シューマンがピアノと管弦楽のために書いた作品としては、名高いピアノ協奏曲イ短調作品54のほか、作品92の「序奏とアレグロ・アパッショナート」、作品134の「序奏と演奏会用アレグロ」が比較的知られていますが、それ以外にも未完に終わった作品や、他人の作曲した協奏曲の編曲など、このジャンルにさまざまな試みを行ったことが知られています。当アルバムは、草稿からの復元作品も合わせ、世界初録音5曲を含む全10曲の作品を収録、1829年から1854年にいたるシューマンの作風の変遷を辿ることができます。
演奏は、ロシア出身の若きヴィルトゥオーゾで、知られざる作品の発掘と演奏・録音に情熱を傾けているレフ・ヴィノクール。13歳でムラヴィンスキーと共演した逸材は、シューマン作品の研究でも知られ、珍しいピアノのための練習曲全曲の録音も残している。指揮を受け持つヨハネス・ヴィルトナーも秘曲の録音で知られる。
ソニー・ミュージック
発売・販売元 提供資料(2010/04/19)

■5曲の世界初録音は以下の通り:
(1)幻想曲イ短調=「交響曲、協奏曲、そして大規模なソナタの中間のような作品」を意図してシューマンが書いた単一楽章の作品で、ピアノ協奏曲イ短調作品54~第1楽章の原曲となった。デュッセルドルフのハイネ研究所に保管されている草稿のファクシミリが1996年に出版され、1994年にはオイレンブルクからヴォルフガング・ボエッティヒャーの手によって楽譜が出版された。今回の録音はオイレンブルク版にあった誤りや変更をシューマンの草稿通りに戻した形で行われている。
(2)序奏とアベッグによる主題=「ピアノと管弦楽のための変奏曲へ長調」として構想されながら、その骨子は結局ピアノ独奏のための「アベッグ変奏曲作品1」に結実した。ボン大学に所蔵されているシューマンのスケッチ帳に残された「変奏曲へ長調」の序奏部分とA-B♭-E-G-Gの主題の草稿から再構成されたのがこの作品。
(3)ピアノ協奏曲へ長調=1830年~1832年にかけて構想されたピアノ協奏曲のための草稿(ボン大学所蔵)に基づいて、2005年~2007年にヴォノクールによって復元およびオーケストレーションが施され、3楽章形式のピアノ協奏曲として2007年にルールで初演された。
(4)クララ・シューマン/ロベルト・シューマン:協奏曲イ短調(1楽章)=13歳だったクララが1833年~1834年に書いた単一楽章の協奏的作品で、シューマン がオーケストレーションが担当。のちに2つの楽章が加えられてクララ・シューマン唯一のピアノ協奏曲となった作品。
(5)アドルフ・ヘンゼルト/ロベルト・シューマン:ピアノ協奏曲ヘ短調=クララ・シューマンが1845年にライプツィヒでヘンゼルトのピアノ協奏曲を初演した際、シューマンが手を加えた版。ヘンゼルトは後に作品を改訂してブライトコプフ&ヘルテル社から出版、録音も4種類あるが、初演時の楽譜はサンクトペテルブルク音楽院の音楽学図書館に秘蔵され、今回初めてその楽譜をもとに録音がおこなわれた。

■また以下の2作品は比較的珍しい録音となる
(1)協奏曲ニ短調(1楽章)=1986年に、ピアニストで音楽学者のヨーゼフ・デ・ベーンホウェルによって復元された1839年作曲の1楽章形式の協奏曲。ベーンホウェルはクララ・シューマンのピアノ作品全曲の録音でも知られ、またクララの未完のピアノ協奏曲の補完も手掛けている。録音はこれまでに数種発売。
(2)コンツェルトシュトッゥク へ長調作品86[ピアノと管弦楽のための演奏会用ヴァージョン]=独奏ホルン4つと管弦楽という独創的な編成による作品で、その編成のユニークさゆえか、4つのホルン+ピアノ・ヴァージョン、2台ピアノ・ヴァージョンなどに加え、この「ピアノと管弦楽のための演奏会ヴァージョン」がシューマン自身によって作られ出版されている。録音はこれまでに1種類のみ。
ソニー・ミュージック
発売・販売元 提供資料(2010/04/19)

シューマン生誕200年を祝して、今年1番の金字塔とも言えるアルバムが誕生。その内容は、5曲もの世界初録音の楽曲に加え、今日まで録音された事が皆無に等しかった《コンツェルトシュトゥック ヘ長調》なども収録されている。豪華3枚組み。中でも《協奏曲 イ短調(1楽章)》は、クララとの共作でもあり、時代を超越して2人の愛と音楽が現代によみがえったことに、曲間からその熱き想いが伝わってきてならない。シューマンを愛する全ての人類へ、これらの初録音曲をぜひ聴いて頂きたい。
intoxicate (C)飛田陽海
タワーレコード(vol.86(2010年6月20日発行号)掲載)

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