アメリカきってのロックスター=ミート・ローフの娘にして、アンスラックスのスコット・イアンの夫人&ヴォーカリスト、モトリー・クルー等のコーラスも務めたパール・アデイがパールとしてアルバム・デビュー!自らのルーツであるブルースをベースにした王道アメリカン・ロックが全編を貫く1枚。 (C)RS
JMD(2010/06/17)
“地獄のロック・ライダー”ミート・ローフの娘にして、アンスラックスのスコット・イアンの嫁!ジャニス・ジョプリンの名をとってパールと名づけられたナチュラル・ボーン・ロッカー=パール・アデイ、PEARLとしてアルバム・デビュー!ミート・ローフの娘にして、1994年から2003年まではミート・ローフ・バンドでコーラスを務め、2003年発表のアルバム『Couldn't Have Said It Better』ではデュエットも披露し、2000年のモトリー・クルーのツアーではコーラスでワールド・ツアーに帯同し、元KISSのエース・フレーリーのアルバムにもコーラスで参加していたパール・アデイ。2004からこのプロジェクトはスタートし、マザー・スピリアのメンバー、アンスラックスのスコット・イアンが基本メンバーとして参加しており、自らのルーツであるブルースをベースにしたアッパーなロックンロールが全編を貫く。ゲストにテッド・ニュージェント、昨年の劇的な復活作も記憶に新しいアリス・イン・チェインズのギタリスト、ジェリー・カントレルが参加している。
Victor Entertainment
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冒頭の”Rock Child”で生い立ちを歌う通り、ミートローフの娘として育ち、彼やモトリー・クルーのツアーに帯同してきたパールがソロ・デビューを始動。いまや過激でも何でもない<ロック姉ちゃん>的なアティテュードが清々しく、ガナるハード系もサザン風味のバラードにも妙な懐かしさを覚えてしまう。夫のスコット・イアン(アンスラックス)を従えたアイク&ティナのカヴァー”Nutbush City limits”も熱いね~。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.321(2010年5月25日発行号)掲載)