オランダが誇る国民的シンガー、トレインチャが、キング・オブ・ポップことマイケル・ジャクソンに敬意を表して制作した渾身のカヴァー・アルバム。マイケルの名曲が、アコースティックでオーガニックなサウンドで再び蘇っている。 (C)RS
JMD(2010/06/17)
バカラックの寵愛で知られるトレインチャが、トータル・タッチ時代にオランダ公演の前座を務めたという縁もあるマイケル・ジャクソンのカヴァー集を発表。原曲の意匠を尊重しながらアコギ一本の演奏に置き換えた結果、曲そのものの美しさと包容力が彼女の声を借りて振ってくる……これは極上だ。“I'll Be There”のお相手があのキース・ジョンなのはトピックだし、欧州産らしく“One Day In Your Life”を含む選曲も興味深い。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.321(2010年5月25日発行号)掲載)
12年前のアムステルダムのマイケル・ジャクソンのショーでは実際に同じステージに立ったという夢のような経験あり。『THIS IS IT』ツアーも心待ちにしていたとか。大きなショックとなったマイケルの訃報を受け、紡がれた、愛情に満ちたマイケル曲集。シンプルかつリッチにギターとのデュオで歌われる《Never Can Say Goodbye》で幕を開けます。続く《Baby Be Mine》以降も実にエモーショナル。ギターには巧者レオナルド・アムエドリスを配し、乗っかりビジネスとは対極にある素晴らしい作品を創りました。
intoxicate (C)押塚岳大
タワーレコード(vol.84(2010年2月20日発行号)掲載)