ブルーノートでの諸作でもしられるピアニスト、ジャッキー・テラソンのコンコード移籍第1弾。2007年のアルバム『Mirror』以来となる約3年ぶりとなる本作は「新しいレーベルに移籍したので、これまでとは異なって物事を進めることが大事だと思ったんだ。タイトル“PUSH”とは物事を実現させる、新しい方向に変えるという意味で、それが本作のテーマ。これまでとは違ったグルーヴ、ビート、ヴァイブが感じれられるはず。」と本人。7曲はテラソンのオリジナルで彼の敬愛するモンクを2曲、美しいコール・ポーターを1曲収録。さらに永遠の名曲「Body & Soul」をMichael Jacksonの「Beat It」と混ぜたユニークなトラックも収録。テラソンの初ヴォーカルも収録!グレゴリー・マレー(harmonica)、チロ・バチスタ(perc)らも参加。
ユニバーサル
発売・販売元 提供資料
90年代後半のデビュー以来、かれこれ20年余のキャリアを誇るNY在住フランス人ピアニストの【コンコード】レーベルへの移籍第一弾。マーカス・ミラーやメセニーとの活動で知られるハーモニカ奏者のグレゴア・マレや、近年注目のサックス奏者のジャック・シュワルツ・バートら同郷の才人をゲストに向かえ、見事にコスモポリタンな音世界を聴かしてくれます。その昔からあっと驚かされるスタンダード・アレンジが十八番だった彼ですが、今作でもサプライズあり! それは、もちろん聴いてのお楽しみ。
intoxicate (C)稲田利之
タワーレコード(vol.85(2010年4月20日発行号)掲載)