フォーマット |
CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2010年05月26日 |
---|---|
規格品番 |
TAH4010 |
レーベル |
|
SKU |
3504129401016 |
ADD
構成数 | 2枚
1. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
2. シューマン:交響曲 第4番
3. ベートーヴェン:交響曲 第3番「英雄」
4. ベートーヴェン:交響曲 第7番 ~リハーサル
5. ベートーヴェン:交響曲 第9番 ~フィナーレより
【演奏】
フルトヴェングラー(指揮)
ルツェルン祝祭O.
イェフディ・メニューイン(Vn)(1)
フィルハーモニア管(5)
【録音】
1)1949年10月7日
2,3)1953年8月26日
4)1951年8月15日
5)1954年8月22日
すべてルツェルン・フェスティヴァルでの録音
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1.[CD]
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2.[CD]
当盤収録のリハーサル録音について、初出盤LPの解説では抄訳と共に「フルトヴェングラーの演奏の秘密の一端が垣間見られるのは興味深い」とあり、その記述を見た評論家が「この程度の断片でフルトヴェングラーの演奏の秘密が垣間見られるなど言葉が過ぎるというものだろう」とかなんとか書いていましたが、実はこの録音は、息の長い旋律を楽器間で滑らかにつながるようにしたり、新しく登場する楽器を明確に浮かび上がらせたり、全員がソロ楽器についていくように注意喚起したり、小さなクレッシェンドでも大切にして重要な箇所を明示したり、低弦のアーティキュレーションを歌ってみせたりと、管弦楽演奏の真髄が詰まった極めて示唆に富む記録です。いかなフルトヴェングラーといえども演奏構築において、決して「楽譜の後ろにある深遠な世界」なるものを楽団員に説明しているのではなく、アンサンブルの正確さ、デュナーミクやバランス、アーティキュレーション等の統一などによっていることがハッキリと分かり、まさしく彼の演奏の秘密の一端を垣間見ることができるのです。この指揮者を神格化せんとして、イメージと思い込みのみで書く評論家のほうが見識の浅さをみごとに露呈しています。こういった演奏の現場を知らない論評こそが、ナイーブな消費者の「名演である」「素晴らしい」「内容が濃い」程度の、感覚のみの聞き方を助長しているのです。
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サマリー/統計情報
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