殺人事件に絡んだ映画の2作品を収録。「L'uomo Dagi~」については、モリコーネやニーノ・ロータ、そしてトラヴァヨーリなどのサントラの演奏者、もしくは映画に挿入されるライブラリー音源の作家として活躍してきたI Marc 4がPeppino De Lucaと組んで作ったサントラで、ジャズ色を強く出した音楽で構成されており、モリコーネのサントラなどでお馴染みのエッダのヴォーカルも収録。2作品とも60~70年代におけるイタリア映画全盛期の音楽のパノラマともいえるもので、ジャズから実験的な音楽要素までも取り込んだイタリアサントラ・ファン必聴といえる内容。
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華やかなラウンジ・サントラが展開するジャーロ・カップリング。
『L'UOMO DAGLI OCCHI DI GHIACCIO』(1971)
(英題"THE MAN WITH ICY EYES")
音楽 ペッピノ・デ・ルーカとイ・マルク・クアトロ
監督 アルベルト・デ・マルティーノ
主演 アントニオ・サバト、バーバラ・ブーシェ
連続殺人事件の現場にいつも居合わせた「氷の目を持った
男」は果たして真犯人なのか? 社会派色も香る異色ジャーロ。
さて、音楽ですが、これほどまでに、全編ラウンジ・ジャズ満開
なのは珍しい、ジャーロもののサントラのレア・アイテム。
ゴーゴー・ビートとボッサのテイストが合わさるDJ諸氏も感動の
テーマ、劇伴部分も、ボッサのビートを保持し、刑事アクション
的なクロスオーバー、エッダのエロ・スキャット炸裂の甘いナンバー、
とイタリアン・シネ・ラウンジを満喫できる傑作。ちなみに、イ・マルク・
クアトロのオルガニストはアルマンド・トロバヨーリ。そして、後半は、
そのイ・マルク・クアトロのギタリストのカルロ・ペズが音楽担当の
『タフガイ・殺人ボクサー』(1971/監督 フランコ・プロスペリ、
主演 ロバート・ブレイク、カトリーヌ・スパーク、アーネスト・ボーグナイン、
ガブリエル・フェルゼッティ、トーマス・ミリアン)。何気にものすごい
オールスター・キャストのこの作品、すごい邦題がついていますが、
こちらも、ギターをフィーチャーしたグルーヴィーなクロスオーバー・
サウンドとドリーミーなイージーリスニング(ジョニー・ピアソンみたい)
で聴かせる作品。ラウンジ・サントラ・ファンは聞き逃せないカップリング。 (C)馬場敏裕
タワーレコード(2009/04/02)