オーストラリア生まれで幼少期は戦火の絶えないイスラエルで過ごした、"悠然と流れ続ける川のように、生きることすべて受け入れる"という名の旅人、詩人、歌うたい、オールド・マン・リヴァーのセカンド・アルバム。2009年に愛娘が生まれ、さらなる愛と優しさが歌詞とメロディーから溢れだし聴く人の心をも多幸感で満たしてくれる作品。 (C)RS
JMD(2010/06/17)
悠然と流れ続ける川のように、生きることのすべて受け入れる…という名の旅人、詩人、歌うたい、オールド・マン・リバーのセカンド・アルバム登場。オーストラリアで生まれ、幼少から21歳までを戦火の絶えないイスラエルで過ごす。その後インド、NY、東京と世界をバスキングしながら旅したのち、故郷シドニーに戻り本格的に音楽活動を開始、08年アルバム『グッド・モーニング』でデビュー。ファースト・シングル「ラララ~みんなのうた」が日本でも大ヒットし(月間洋楽OAチャート1位)、Summer Sonic 07に出演。キマグレン主催の【音霊】にも初洋楽アーティストとして出場し話題を呼んだ。それから約2年、待望のセカンド・アルバム『トラスト』が遂に完成。シドニー、ムンバイ(インド)、テルアビブ(イスラエル)の3都市で制作。2009年は愛娘も生まれ、さらなる愛と優しさが歌詞とメロディからも溢れだし、聴く人の心をも多幸感で満たしてくれる至高のアルバム。ビートルズ系譜上にある良質なメロディに、初期BECKを彷彿とするアコースティックなオルタナ・ロックが融合したユニークなサウンド!
Sony Music
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優しげな笑顔を浮かべて、あの歌うたいが帰ってきた。オーガニックでほのぼのとしたポップ・チューンが満載だった初作『Good Morning』に比べると、この2作目は愛娘の誕生も影響しているだろう、より柔和で穏やかな表情をした歌が増えたという印象を抱く。いきなり日本語が飛び出す“Wake Up”をはじめ、後期ビートルズ趣味が反映された曲も存在感を放ち、味わい深さも格段にアップ。じわじわ~っときますから。
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.322(2010年6月25日発行号)掲載)