クラシック
CDアルバム

MONO=POLI

0.0

販売価格

¥
3,190
税込
還元ポイント

在庫状況 について

フォーマット CDアルバム
発売日 2010年02月25日
国内/輸入 輸入
レーベルENZO Recordings
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 EZCD10006
SKU 4571232870069

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:11:32

『MONO=POLI(モノ=ポリ)』
【曲目】
1. 作者不詳(イギリス):夏のカノン(1260年頃)
2. 作者不詳:アレ〈歌え〉ルヤ(13世紀)
3. 作者不詳(イギリス):ねんころりん、私は可愛らしい、上品な姿をみた(14-15世紀)
4. 作者不詳:ローマは喜び歓喜の声をあげよ(12-13世紀)
5. ダンスタブル(ca.1390-1453):聖なるマリア
6-8. ジェズアルド(ca.1560-1613):マドリガル曲集第6巻より(1611年出版)
 麗しき人よ、あなたが去ってしまうのなら
 ああ、なんとむなしく、私はため息をつくのか
 私は、ただ呼吸する
9. J.S.バッハ(1685-1750):8声のカノン BWV 1072(1754年出版)
10. モーツァルト(1756-1791):心より愛します KV 348(382g)(1782年)
11. グリーグ(1843-1907):めでたし、海の星(1893年)
12. ストラヴィンスキー(1882-1971):アヴェ・マリア(1934/49年)
13. シェーンベルク(1874-1951):《3つの風刺》より 分かれ道にて Op.28-1(1925年)
14. ケージ(1912-1992):《居間の音楽》より 昔話(1940年)
15. リゲティ(1923-2006):ルクス・エテルナ(1966年)
16. 松平敬(1971-):モノ=ポリ(2009年)
17-18. ブライアーズ(1943-):マドリガル集第2巻より(2002年)
 私は、この地上に天使のような姿を見た
 おお、あてどない歩みよ、おお、うつろいやすく、しかし確固とした思いよ
19. ベリオ(1925-2003):もし私が魚なら(2002年)
20. ケージ:声のためのソロ24ヴァージョンの同時演奏(1960年)
21. シェーンベルク:千年を三度 Op.50A(1949年)
22-24. ドビュッシー(1862-1918):シャルル・ドルレアンの3つの歌(1898/1908年)
 I. 神よ!なんたる眼の保養
 II. 太鼓の音が鳴りひびき
 III. 冬よ、御身が憎らしい
25. ブラームス(1833-1897):おお、なんとなだらかに(1970年頃)
26. パーセル(1659-1695):主よ、わが祈りをききたまえ(1680年頃)
27. パレストリーナ(ca.1525-1594):主よ、今こそあなたは
28. ジョスカン・デ・プレ(ca.1440-1521):ミサ《ダ・パーチェム》より アニュス・デイ
29. 作者不詳(スペイン):3人のムーア娘(15-16世紀)
30. 作者不詳(スペイン):手に手をとって(15-16世紀)
31. マショー(ca.1300-1377):我が終わりは我が始まり

松平敬(歌&多重録音)

【録音】
2009年8月 スタジオ録音
24Bit/96KHz ProTools HD3 Recording System

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

メイン
演奏者: 松平敬

商品の紹介

極彩色に発光する、たったひとつの声──
800年に渡る「声」の芸術を「カノン」形式で俯瞰する
松平敬の衝撃的なデビューアルバムは、究極のワンマン・アカペラ=電脳声楽アンサンブル!
 松平敬は2009年に東京オペラシティでシュトックハウゼンの大作「私は空を散歩する」の日本初演を手がけるなど、コンテンポラリー・フィールドでアクティヴに活躍する気鋭の声楽家。湯浅譲二「天気予報図」を10回にわたって取り上げ、全曲シェーンベルク作品によるリサイタルや、シューベルト「冬の旅」とケージ「冬の音楽」を組み合わせたコンサートなど、独創的なライヴ・パフォーマンスが話題を呼んでいます。
 バリトンでありながら、ファルセットを駆使しつつ、混声のソプラノパートまですべてひとりで歌いのけた松平敬。たった一人の肉声を駆使してとてつもなく広い音域を歌うことだけでも、曲の難易度を考えれば大変な偉業ですが、驚くのはその歌唱力だけではありません。彼自らがDAW(デスクトップ・オーディオ・ワークステーション)システムを駆使し、エディットからエフェクト処理といったポストプロダクションまでその手で行ってアルバムを完成させている点でも注目に値するものと言えるでしょう。結果生まれた今回の作品は、世界のどんな一流声楽アンサンブルもなし得ない空前絶後の精度の高さで、劇的空間を創出したものとなりました。
 このアルバムのオーディオ的音響はどこを切っても、カミソリのような鮮度、切れ味、豊かな倍音による空間的広がりと透明感を有します。特にリゲティ《ルクス・エテルナ》(16声部)#15の、果てしなく広がる宇宙的なトリップ感は、24Bit/96KHzのトラックをどれだけ並べても理論上なんら問題のないDAWシステムならでは。「ルクス・エテルナ」はキューブリック監督の「2001年宇宙の旅」に使われたことで有名。意志を獲得したコンピューター及び人類の未来の姿を見せた黙示録的なこの映画の曲を選択した意味は、映画そのものが持つテーマと共通しているとも言えます。
 選曲と配曲にもこだわりが発揮されています。このCDは、「カノン」という音楽のこだま効果がモチーフになっています。収録曲全体を、古い作品から新しい作品へ、そしてまた古い作品へと時代が逆行してゆくように配置することによって、全体がマショーのカノンと相似形をなすようにした、コンセプト・アルバムになっているのです。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。