| フォーマット | DVD |
| 発売日 | 2010年05月07日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | アルバトロス |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | ALBSD-1313 |
| SKU | 4532318403373 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 02:02:00
巨匠アンジェイ・ワイダ監督がその生涯を賭けて作り上げた、映画史に残る名作!! 第二次大戦中突如として消えた、15,000人の将校たち
長きに渡り封印されてきた歴史の真実が明かされる。巨匠アンジェイ・ワイダが生涯をかけた願い――ついに「カティンの森」事件が映像に刻まれた。

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地政学上、大変な困難を余儀なくされたポーランドの人々、強い愛国心が民族性の一つと私には感じられる。私がブリュッセル在住時にバレエレッスンを受ける機会を得た際の先生はポーランド出身で、レッスンに行く日は、脳裡にショパンの曲が流れ出した。「ショパンはわが国の生んだ最大の芸術家です。」(ワイダ監督、岩波ブックレットより)
私のような日本人は、ワイダ監督の映画を見るまで、ポーランド史や第2次世界大戦について、高校教科書レベルでしか知らなかった。東欧革命といった史実がようやく身近な感覚で理解できるようにひらいてもらった。
「徴兵され運命を共にした者に言いたい。君たちの大半だ。学者、教師、技師、弁護士そして画家 生き延びてくれ。君たちなしで自由な祖国の再建はあり得ない。我々は欧州地図上にポーランドを取り戻す。君たちはそのポーランドを再建する。」(大将の台詞)
「…詩人肌の芸術家が、民族の政治に関わる映画を大真面目に作って、そこで取り組んだ人物や主題と誠実に付き合った結果、民族の主張を自分が代弁するようになった。」(佐藤忠男『映画監督が描いた現代』)
ワイダ監督作品を日本で広く知られるように尽力した岩波ホ―ルも、昨夏、閉館。
ワイダ監督の父親の話を描いたこの作品は、世界史の教材とても最適。常に「在庫有り」商品として欲しい。