ブラジル音楽のトップに君臨し続けるセルジオ・メンデスのニュー・アルバム。コンコード・レーベルからの第3弾となる今作のテーマは、"ダンス"。サンバのビートを基調に、R&Bやヒップホップ、ハウスの要素を取り入れた最新型セルメン・ダンス・ミュージックが全開!リオの太陽のような躍動感満点のサウンドをどうぞ。 (C)RS
JMD(2010/06/17)
コンコード第3弾となる本作のキーワードは“ダンス”。ブラジルの伝統=サンバのサウンドやビートを基調に、R&Bやヒップホップ、ハウス・ミュージックなど、最新のテイストをちりばめたアッパーで躍動感あふれるナンバーが満載!収録曲の半分がブラジル'66&'77時代の人気ダンサブル・チューンのリメイクです。“ブラジルの心”ミルトン・ナシメントのほか、カルリーニョス・ブラウンや、ブラジル音楽の新しいスター、セウ・ジョルジなど、注目アーティストが参加。リオの太陽のように明るくて身体を揺さぶるビートは、2010年型セルメン・ダンス・ミュージック。
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タワーレコード
ブラジル音楽界のスーパースターが2年ぶりの新作を完成。前2作でコラボしたウィル・アイ・アム(ブラック・アイド・ピーズ)の手を離れ、今回はほぼ全曲を御大自身がプロデュースしている。だがしか~し!セルメンの頭に<原点回帰>なんて言葉は毛頭ないようで、ブラジル66~77時代のレパートリーの21世紀型リメイクを中心としたイケイケでアゲアゲなクラブ・ブラジリアンの応酬には終始踊らされっぱなしなのだ!ここ数作で獲得した新たなファンの心もガッチリ掴んで離さない今様の音作り、そして常にヒップであらんとする御歳69歳(!)の旺盛な創作意欲には何より感服しきりである。ミルトン・ナシメント、カルリーニョス・ブラウン、セウ・ジョルジなど豪華なゲスト陣にも注目。
bounce (C)田中幹也
タワーレコード(vol.319(2010年3月25日発行号)掲載)