| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2011年06月20日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | ATMA Classique |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | ACD22595 |
| SKU | 722056259521 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:57:00
録音 : ステレオ (---)
『フランソワ=ジョセフ・ゴセック:作品集』
【曲目】
フェローを追悼する葬送歌、ラ・マルセイエーズ(ゴセック編)
革命歌組曲〔ア・サ・イラ/勇者への讃歌/バラ・エ・ヴィアラ祭で人民が歌った歌/勝利の行進曲〕
戦い、アンダンテ、4つの自由への讃歌、6声の交響曲
【演奏】
ル・ジャコバン
マテュー・ルシエ(指揮)
【録音】
2008年4月9-11日

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モダン楽器の『ル・ジャコバン』(管楽六重奏)による演奏。
クラシック畑では、1989年の革命200年で盛んに関連ディスクが発売されたものの、その後は音沙汰が無くなった、フランス革命に関連する作品集。
ここでは、ゴセックに絞った9作品がまとめられています。
そのうち、興味深く聴いた作品は、
ド・リル作曲のラ・マルセイエーズのゴセック編曲版。
『革命歌組曲』という5曲の革命歌。および、
『4つの自由への讃歌』という民衆に歌われた合唱曲。
これらは どちらも この時代の歌を ゴセックが管楽合奏曲として編曲を行ったもの。どちらもとても親しみやすい明るく前向きな音楽になっています。歌詞が消えたので、毒が無くなった感じですね。
そして最後に
「6声の交響曲」という ゴセックの純粋な器楽作品で締めています。
フランス革命時代の市民の音楽の楽しみ方が想像できる、ゴセックの(編曲)作品が集められたアルバムです。
かなりマニアックな作品を集めたCDなので、積極的に聴かれる方は少ないと思いますが、良好な企画のアルバムではないでしょうか。
古典派音楽やフランス音楽に興味のある方、さらにはフランス革命時の文化史を研究されている方にもお勧めできるアルバムです。