デ・ラ・ソウルの代表曲「Ring Ring Ring」を元ネタにしたヒット・シングル「エイント・リーヴィン・ウィズアウト・ユー」他を収録!パワフルかつシルキーな歌声で、ソウル/R&Bシーンで唯一無二の存在感を放つ、ジャヒームのオリジナル・アルバム第5弾。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
ワーナーブラザース在籍時に“GHETTO SOUL”3部作をリリース、その最終作『ゲットー・クラシックス』では見事全米初登場1位を記録し、その後2007年ソウルの殿堂アトランティックへ移籍を果たし、同年にリリースした『ザ・メイキング・オブ・ア・マン』からは「ネヴァー」、「アイヴ・チェンジド」のヒット曲を生み出しゴールド・アルバムのセールスを記録した“ソウル界の至宝”ジャヒーム。パワフルでいてシルキーな歌声で数多いR&B/ソウル・シンガーの中でも唯一無二の存在感を放つ彼の前作から約2年ぶりとなるオリジナル・ニュー・アルバム。デ・ラ・ソウルの代表曲「Ring Ring Ring」ネタでケイ・ジーがプロデュースした先行シングル「エイント・リーヴィン・ウィズアウト・ユー」他収録。
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タワーレコード
5作目となるジャヒームの新作は、前作のスウィート&アダルトな雰囲気を継承しつつも、かっての<ゲットー3部作>のブルージーさやビート感が復活。デ・ラ・ソウル曲へのオマージュと思しきホワットノウツ“Help Is On The Way”使いのダンサー(制作はケイ・ジー)で軽快にスタートし、バリトンの味わいを持つふくよかなテナー・ヴォイスでいつも通りに歌い込む。アイヴァン&カルヴィン、ハロルド・リリー、バレワ・ムハマド、エリック・ハドソンらのサポートも万全だ。が、パーシー・スレッジ名曲のメロを引用した古風な“Impossible”とトランシーな音使いの今様な表題曲を並べても一定のソウル流儀が貫かれているのはジャヒーム本人の力量ゆえ。歌い手の顔がはっきりと見える秀作だ。
bounce (C)林剛
タワーレコード(vol.319(2010年3月25日発行号)掲載)