キャッチーなメロディー・ラインとエッジーかつダイナミックなロック・サウンドが奏でる、切なさを抱えた青春の叫び!UKはウェールズ出身のポップ・パンク・バンド、キッズ・イン・グラス・ハウスのセカンド・アルバム。 (C)RS
JMD(2010/09/02)
イギリスから世界へ羽ばたいたロック・バンド、キッズ・イン・グラス・ハウスの待望のセカンド・アルバム!たったの2曲でTASTE OF CHAOS TOURのオープニング・アクトの座を射止め、2008年のデビュー・アルバム『スマート、カジュアル』で世界中を熱狂させたイギリスはサウス・ウェールズ出身のキッズ・イン・グラス・ハウス。キャッチーなメロディ・ラインと、エッジーかつダイナミックなロック・サウンドで多くの音楽ファンを虜にした彼らが、2010年最高にキャッチーなセカンド・アルバムをリリース!ロック、パンク、インディ・ロック、ハードコア、そしてメタルといった、あらゆるジャンルを絶妙に取り入れたカラフルなサウンドを奏でる本作は、イギリスを離れ、砂漠に囲まれたアメリカはテキサスのスタジオでレコーディングされた。プロデューサーは元Aのメンバーで、近年ではブラックアウトの『ベスト・イン・タウン』をプロデュースした事で知られるジェイソン・ペリー。
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タワーレコード
「Smart Casual」という表題を裏切らない小洒落たデビュー作から2年ぶりとなる新作は、まさにダート(気骨のある)で壮大なロック・アルバム!80's色やキャッチーなメロディーはそのままに、流石はロストプロフェッツやブレット・フォー・マイ・ヴァレンタインら名ライヴ・バンドを輩出してきた南ウェールズ出身だと唸らせられる。流行度外視、全身全霊を込めた姿は熱血漢そのもの。可憐なジャケと侮るなかれ。
bounce (C)宮原亜矢
タワーレコード(vol.319(2010年3月25日発行号)掲載)