| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2010年02月24日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | DG Deutsche Grammophon |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | UCCG-4570 |
| SKU | 4988005603432 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:05:19
【曲目】
シューマン:
1. 詩人の恋 作品48(全16曲)
ベートーヴェン:
2. 君を愛す Wo0123
3. アデライーデ 作品46
4. 諦め Wo0149
5. くちづけ 作品128
シューベルト:
6. シルヴィアに D891
7. 双子座の星に寄せる舟人の歌 D360
8. 美しい恋人 D558
9. 孤独な男 D800
10. 夕映えの中で D799
11. セレナーデ D957 No.4
12. リュートに寄せて D905
13. ミューズの子 D764
14. 音楽に寄せて D547
【演奏】
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
フーベルト・ギーゼン(ピアノ)
【録音】
1965年10,11月, 1966年7月 ミュンヘン
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それだけだなく、その直後に、ランベ―ルに耳がひらいたことは大きな出来事だった。Francemusiqueの動画に於いて、シリル・オヴィティとポ―ル・アグニュの歌う〈Vos mepris 〉に耳が傾き大きくひらいた。
シュ―マンの歌曲は、ピアノ伴奏部も非常につくりがよく、ピアノの独奏が良いと、歌手がかすみ、ピアノ伴奏より歌手に叙情性が不足すると、違う曲に聞こえる。
恋愛の詩を読むと、白けてくる時が少なくないのだが、ハイネとシュ―マンの共作は、心傾けて聴いている。ハイネが詩人だけでなくジャーナリストであったことに首肯する。独文専攻だった夫の本棚に、『流刑の神々・精霊物語』を見つけた時は嬉しかった。
ドイツ帯同時は、デュッセルドルフ隣接都市に住んだが、ハイネにもシュ―マン夫妻にも関心がなく、帰国後に知る
ようになっていった。耳がひらいたのは、ブラ―ムスの方が先だった。シュ―マンに関しては、音楽より評論と一通の書簡の方に傾き、書籍商及び出版業の息子で、尊父の方がロベルトより魅力的な面貌という方が印象的だった。
老婆心ながら、Wunderlichのこの録音を聴いた後は、他の歌手の歌唱は聴かない方が良い。後者の歌唱を物足りなく感じるからだ。明暢な声と明澄な響きの声質、端正な硬質の美をつくる高い技術、詩の知的な解釈と表現、そして仕上がりの趣味の良さ、シュ―マンの歌曲を他の歌手で聴くことを私は今でも諦めている。
ロベルト・シュ―マンRobert Alexander Schumannの祥月命日(1856年7月29日)に。