名門TRESORから2005年にリリースされるも瞬く間に廃盤となり、コレクターズ・アイテムと化した、Juan Atkins自らセレクトした究極の2枚組ベストが国内盤仕様で待望の再発!
「ゴッドファーザー・オブ・テクノ」とも称され、CYBOTRONやMODEL 500といった名義を使い分け、80年代初頭から制作活動を行ってきたデトロイト・テクノの創始者、JUAN ATKINS。Missy Elliottのヒット作「Lose Control」の元ネタでもある「Clear」、Maurizio(Moritz von Oswald & Mark Ernestus)やEchospaceにもリミックスされた一大クラシック「Starlight」、クラフトワークの影響を色濃く映し出す「Night Drive」、Thomas Fehlmann(exe The Orb)とMoritz Von OswaldのM3Bと共にリリースした「Jazz Is The Teacher」など、どれも外すことの出来ない作品ばかりを収録。世界的にも90年代のテクノを中心に再発と再評価が進む今だからこそ、改めてチェックしておきたい1枚だ。
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タワーレコード
いまも現役なデトロイト・テクノの先人、ホアン・アトキンスの20年に及ぶ軌跡を綴った2枚組のベスト盤。モデル500名義での“No UFO's”や“Ocean To Ocean”、インフィニティ名義による“Game One”、3MBの“Jazz Is The Teacher”……と大粒の曲がズラリ。もちろんサイボトロン時代の音源もフォローされていて、ミッシー・エリオットが新曲“Lose Control”で見事に輪廻転生させた“Clear”も入ってるんでゲス!!
bounce (C)池田 謙司
タワーレコード(2005年07月号掲載 (P80))