本格派ジャズ・ヴォーカリスト、ホセ・ジェイムズが贈る新世代のアーバン・ジャズ・スタンダード。2008年、ジャイルス・ピーターソンのレーベル<Brownswood>よりアルバム『The Dreamer』でデビュー。以降、ニコラ・コンテのアルバムやライヴへの参加、その他ティモ・ラッシーやベースメント・ジャックスなどの作品にゲスト・ヴォーカルとして参加。スモーキーで艶めかしいホセの歌声は、ジャズという括りを超え多くの人々を魅了している。そんな彼のセカンド・アルバムである本作は、新世代のアーバン・ジャズ・スタンダード作品として聴き継がれるであろう素晴らしい内容。かつての偉大なジャズ・アーティストたちが示してきたアティテュードを、新たなるジャズ・スピリットを通して世界中に伝える!ゲストにはジョン・コルトレーンの甥であるフライング・ロータス、デトロイトの鬼才ムーディーマン、日本からはミツ・ザ・ビーツと世界的なビートメイカーたちが参加。日本盤ボーナストラックとして、ファンキー・ジャズ屈指の人気曲「WORK SONG」のカヴァー、レーベルメイトであるベン・ウェストビーチと共演した「Electro Magnetic」の2曲を追加収録。
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タワーレコード
ジャイルズ・ピーターソン主宰のブラウンズウッドから2年前にアルバム・デビューを果たし、その艶のある歌声で一気に多くのファンを獲得したジャズ・シンガーの新作。前作以降はベースメント・ジャックスやジャザノヴァ、ニコラ・コンテなど幅広い面々の作品に参加してキャリアを積み重ねてきた彼だけに、ここでもフライング・ロータスやムーディーマン、DJ Mitsu the Beatsらのクラブ系クリエイターがシンプルながらも素晴らしいプロダクションでヴォーカルを好サポートしている。そうした顔合わせの妙を除けば特別に新しいことをやっているわけではないけど、どこか懐かしい(それこそ往年のトーキング・ラウド的な)雰囲気がして、前作のようなジャズ・アルバムが好きだった人もきっと気に入るはず。
bounce (C)サクライマー
タワーレコード(vol.318(2010年2月25日発行号)掲載)