2009年に亡くなった"忌野清志郎"のため、ファンのために"仲井戸麗市"が行なった追悼ライヴ(10月11日・SHIBUYA-AX)の音源をパッケージしたアルバム。「雨あがりの夜空に」をはじめ、折れそうな心と闘いながら歌い上げた、"RCサクセション"の名曲を多数収録。魂のブルースがここにあります! (C)RS
JMD(2010/06/14)
「よォーこそ」にはじまり「君が僕を知ってる」「つきあいたい」「キモちE」「いい事ばかりはありゃしない」「雨あがりの夜空に」など、そして「スローバラード」「夜の散歩をしないかね」まで、そして清志郎に捧げた書き下ろしも含む全25曲以上に及ぶすべての名曲たちが、世界中でCHABOだけが知る清志郎との数々の秘密のエピソードの紹介を織り交ぜながら、次々と歌い上げられていくさまは、まさに圧巻のひと言。後世に残すべき、大きな意味のある作品がここに生まれる事となりました。
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タワーレコード
RCサクセションの楽曲をひとりで弾き語った、清志郎への鎮魂ライヴが音盤化。感傷ではなく2人でこの音楽を作り上げたんだぜという誇りと、旧友(戦友)への熱い思いの両方がビシビシと伝わってくる。僕はこの壮絶なステージから、〈清志郎がいない時に、失ってはいけないプライドと意地を守り続けて生きて行くのは俺自身だしお前らなんだぜ〉というCHABOの内なる叱咤激励の声を確かに聞いた気がしている。
bounce (C)鈴木智彦
タワーレコード(vol.317(2009年12月25日発行号)掲載)