インターネット上で突如発表されたスペシャル・ヒップホップ・プロジェクトがこのブラックロック。デンジャー・マウスもお気に入りの米ロックバンド、ザ・ブラック・キーズがバックトラックを手掛け、Qティップ、モス・デフ、リュダクリス、ファロア・モンチ、ジム・ジョーンズ、ビリー・ダンゼ(M.O.P.)、Noe、ニコル・ウレイ、そしてウータン・クランからオール・ダーティ・バスタード、RZA、レイクウォンが参加!BLUESでROCKなビートでメインストリームに殴りこむ、ブッちぎりマッシヴ・サウンド。
タワーレコード
Q (Magazine) (p.118) - 4 stars out of 5 -- "[A] rich sonic palette takes in spy-movie basslines and haunted house organ, psychedelic atmospherics and Nicole Wray's neo-soul vocals."
Pitchfork (Website) - "[I]t's a pleasantly modest album....Its optimistic approach feels pretty exciting..."
Rovi
ロッカフェラ離脱後も暗躍するデイモン・ダッシュがラッパー&シンガー11名を集め、11曲を11日間で作り上げたヒップホップ×ロックのジョイント・アルバム。試み自体は珍しくないし、こういうコラボはコラボすることだけが目的になりがちだ。が、ロック側の演者がドス黒いラウド・ブルースを叩き出すブラック・キーズで、モス・デフやRZA、Q・ティップらバンド慣れしたMCが絡むとなれば……これはもう異種格闘技戦じゃなく、何の違和感もない好マッチである。泥と埃で汚れて軋むガレージーなループが、ジム・ジョーンズやリュダクリスらの語り口に一体化していく様子が怪しくて最高に格好良い! ジガそっくりなバードギャングのNOEを厚遇しているのは、かつての相棒に向けたダッシュの歪んだ愛か?
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.317(2009年12月25日発行号)掲載)