ジェイムズ・ブラウンの流儀を継承しつつ、新しい時代のファンクを追求する7人の侍が放つ!SAKEROCKのハマケンこと、浜野謙太率いるジャパニーズ・ワードのファンク・バンド、在日ファンクのアルバム。タイトなダンス・チューン、JBマナーのシャウト・ナンバー、旅情溢れる青春ファンクなど、ライブでの定番曲を収録。 (C)RS
JMD(2010/11/18)
サケロックのトロンボーン担当、ハマケンこと浜野謙太が楽器をマイクに持ち替えて本格極太ファンク・アルバムをリリース。ハマケン激しくシャウトしまくり、踊りまくり、アゲまくり!新しい時代のディープ・ファンク・バンド、それが在日ファンク。 高祖ジェイムズ・ブラウンから流れを汲むファンクを日本に在りながら(在日)再認識しようと、音、思想、外観あらゆる面から試みるその様は目を覆うものがある。 しかし、それこそがまさにファンクだということに彼らはまだ気付いていない。
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タワーレコード
オーサカ=モノレールやMOUNTAIN MOCHA KILIMANJAROが活躍する日本のファンク・シーンに新顔が仲間入りだ。その名もストレートに〈在日ファンク〉。SAKEROCKのトロンボーン奏者であるハマケンこと浜野謙太がリーダーを務めてヴォーカルを担当するこのバンドは、分厚いホーンズも交えた本気モード全開のヘヴィーな演奏をバックに、彼がユーモア溢れる日本語詞を歌い上げる唯一無二のサウンドを展開するというもの。ギターのカッティングが身体を縦に揺らすSAKEROCK“最北端”のリメイクや、激しいシャウトがジェイムズ・ブラウン〈Sex Machine〉を彷彿とさせる“ダンボール肉まん”など、初のアルバム『在日ファンク』に収録された楽曲からは彼なりのファンクへの愛情が痛いほど感じられる。なお、ハマケンのもう一つの新バンド=NEWDAYの初作『It's a Newday』も同時リリースされるので、そちらも要チェック!
bounce (C)藤井大樹
タワーレコード(vol.317(2009年12月25日発行号)掲載)