「チューインガム」で世界を席巻したノルウェーのガール・ポップ・エレクトロ・アーティスト、アニーのセカンド・アルバム!世界中が待ち焦がれた新作は、フランツ・フェルディナンドのフロントマン、アレックスやデータロックもゲスト参加、プロデューサーとして新たにブロック・パーティーやプライマル・スクリーム等でおなじみ、人気コンピ『キツネ・メゾン』にも参加するポール・エプワースを起用したフレッシュな傑作!もちろん、前作を手掛けたリチャードX(シュガー・ベイブスetc)もまた全面バックアップ!カイリー・ミノーグやマドンナを思い起こさせるバブルガムな80'sフィーリングを、現在進行形のエレクトロ・ミュージックを通じて蘇らせたユニークなサウンドは、レディ・ガガやラ・ルー、リトル・ブーツなど、台頭する新世代のガール・エレクトロに先駆けたもの。シンガーであり、プロデュースもこなし、さらにはDJとしても活躍、そのマルチな才能は、ロイクソップやセイント・エティエンヌ、シザー・シスターズからスティーヴ・アオキまで、世界中のトップ・アーティストたちを魅了している。
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タワーレコード
思えばデビューは2000年。エレクトロ&ディスコ・ブームの早すぎた火点け役、アニーが4年ぶりにアルバムを完成させた。契約のゴタゴタでリリースが延びたようだが、バラードから激アゲ系まで、全方位を向いたソングライティング力は流石。ゼノマニアとポール・エプワースらがプロデュースを手掛け、フランツ・フェルディナンドのメンバーもギターで参加している。ドラマティックでありつつ、踊らせ度も満点だ。
bounce (C)妹沢奈美
タワーレコード(vol.317(2009年12月25日発行号)掲載)