昭和という時代を大きく揺さぶったスペクタクル大作のサウンドトラックを復刻していくシリーズの第一弾は『八甲田山』!
新田次郎の原作を下に、明治34年、ロシア軍と戦うための訓練として、冬の八甲田山を雪中行軍した部隊の過酷な運命をオールスター・キャストで描いた大作。悲しげながら勇ましく美しいメインテーマをはじめ、重厚にオーケストラを聴かせるのは、芥川也寸志!日本音楽界の鬼才であり、70年代では『砂の器』の音楽監督、そして『八つ墓村』の音楽の仕事も有名であるが、なんといっても、70年代の、芥川の代表作は『八甲田山』である。公開当時ワーナー・パイオニアから発売されたサントラ盤がCD化されるのは今回が初となる。もちろん、オリジナルマスターテープによるデジタルリマスタリング!
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タワーレコード
なんと初CD化だった、日本映画サントラのスタンダード!!
『八甲田山』(1977)
サウンドトラック
音楽 芥川也寸志
監督 森谷司郎
主演 北大路欣也、高倉健、三国連太郎
ロシア軍との戦いに備えるため、東北は八甲田の山々を越える過酷な訓練は地獄となった・・・当時のスケールでは破格だった超大作。音楽は巨匠、芥川也寸志で、日本人の心の琴線に触れずにいられない美しく悲しく燃えるメロディをオーケストラで聞かせて行く。まさに、これぞ日本のスペクタクル映画のサウンドトラック。大人のサントラ・ファンにじっくり味わっていただきたい名作中の名作です。 (C)馬場敏裕
タワーレコード(2009/11/20)