アメリカ映画『An Education』のサウンドトラック。1960年代のロンドンを舞台に17歳の女の子を中心に繰り広げられる話題の青春映画。主演を務めるのは『プライドと偏見』などに出演してきた注目のイギリス人女優Carey Mulligan、そのほかにも実力派俳優Peter Saarsgard、ベテランEmma Thompsonなども出演。脚本は数々の名作を世に送り出しているNick Hornby(High Fidelty、About A Boyなど)で監督はデンマークの新鋭Lone Scherfig。音楽はPaul Englishbyのスコアを中心に60年代のポップ・ソング、さらにDuffyはこの映画のための書き下ろしの新曲を提供。
タワーレコード
フランスを夢見るイギリスの女の子の物語を彩るおしゃれなオールドファッション・ポップ。
『17歳の肖像』(2009)
サウンドトラック
スコア(5曲収録) ポール・イングリッシュビー
監督 ロネ・シェルフィグ
主演 ケアリー・マリガン、ピーター・サースガード
1961年のロンドン郊外。フランスに憧れる16歳の少女が、大人のプレイボーイに声をかけられ・・・イギリスの辛辣なジャーナリストとして知られたリン・バーバーの青春期自伝の映画化。なんと脚色はニック・ホーンビィ。監督はデンマークの、『幸せになるためのイタリア語講座』の“ドグマ派”ロネ・シェルフィグ。サントラCDのブックレットにはホーンビィによる全体解説のような文章があるが、ビートルズ/ストーンズ以前のイギリスで、フランス大好き少女の物語に流れる音楽は、ジュリエット・グレコであり、メル・トーメ、レイ・チャールズ、ブレンダ・リー、パーシー・フェイスである。今で言う、ラウンジ感満点。まさに、ゆったりと紅茶やカフェオレを飲みながら聴ける選曲。静かで美しい室内楽的スコアは、『MISS PETTIGREW LIVE FOR A DAY』のポール・イングリッシュビィ。ホーンビィの『アバウト・ア・ボーイ』でギター指導を担当したのがこの人だったらしい。ラストは、今の人だが、マデリン・ペルー、といかにも60年代のフランスを夢見るロンドンの女の子の気だるい気分。ゆったり、一枚通して聴けるおしゃれなサントラ。 (C)馬場敏裕
タワーレコード(2010/02/12)