畠山美由紀と小島大介によるユニット、"Port Of Notes"の約5年ぶりとなるオリジナル・アルバム。ノラ・ジョーンズを手掛け、グラミー賞を獲得した"ジェシー・ハリス"をプロデューサーに迎え、全編ニューヨークでレコーディング!楽曲に耳を傾ければ、ニューヨークの風景が目に浮かぶようです。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
1996年結成BOSSA NOVA・SOUL・JAZZとさまざまなジャンルを併せ持ったアコースティックサウンドは、日本のミュージック・シーンに独特の存在感を放ち2009年約5年ぶりにアルバムをリリースする。ノラ・ジョーンズのプロデュースでグラミー賞を獲得したジェシー・ハリスをプロデュサーとして迎え、ジェシー人脈の素晴らしいプレイヤーとのコラボレーションし全曲N.Y.レコーディングとなるPorts of Notesの最高傑作になります。
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タワーレコード
5年ぶりのオリジナル・アルバムはジェシー・ハリスのプロデュース。NYに渡って(6日間の強行スケジュールで!)録音され、現地の凄腕プレイヤーも迎えられている。これを聴いてまず気付くのが、これまで以上に日本語のストレートな愛の歌が並んでいること。時に穏やかに、時にエモーショナルに歌い上げる畠山美由紀のヴォーカルが、何ともセクシーだ。スパニッシュな味付けのギター、レゲエやサンバのリズムなど、さり気なくも効果的に採り入れられた数々のフレイヴァーがメロディーの良さを際立たせ、またシンプルな楽器構成とアレンジによって、表現がより親密になっていることもわかるだろう。特にラストの子守唄“おやすみなさい”では、畠山が持つたおやかな母性も感じさせてくれる。
bounce (C)ヤング係長
タワーレコード(vol.315(2009年10月25日発行号)掲載)
ヴォーカリスト・畠山美由紀とギタリスト・小島大介によるポート・オブ・ノーツ。各々の多岐にわたる活動などを経て、実に5年ぶりとなる待望のアルバムが完成。一聴して彼らだと判る優しくて心の奥をそっと撫でられるような歌と音楽。本作では以前から親交のあるジェシー・ハリスによるプロデュースのもと、シンプルな中にも表情豊かで奥深い楽曲を生み出し、また、大貫妙子、曽我部恵一による歌詞の書き下ろしも。珠玉の如く素晴しい一曲一曲が、また多くの人びとを魅了することでしょう。傑作です。
intoxicate (C)竹内勇季
タワーレコード(vol.82(2009年10月10日発行号)掲載)